
ほとんどの壁がCDとレコードの棚で占められているわが家ですが、まだ若干のスペースがあります。そこで、小さな棚を3つ、通販で買ってみました。高さが80センチで幅が60センチ。それを上の写真のように並べて、紙ジャケットとDVDを収納しています。

それでも、まだかなりの数のCDが置き場もなく床や台所の棚に放置されたままです。ぼくが住んでいる部屋にはかなりの収納スペースがあります。それらと靴箱やキッチンの食器棚から、お風呂場の棚まで、すべてがCDだらけです。しまいには、お風呂場にも置く羽目になりかねません。
そういえば大先輩の評論家で、お風呂場にまでレコードを置いたため、夫婦そろって銭湯通いしていたひともいます。ぼくもその域に近づいてきました。それは困ると、焼け石に水なのはわかっているんですが、最後の抵抗とばかりに小さな棚を購入した次第です。
あと、今月下旬にもうふたつ。紙ジャケットが綺麗に入る棚が届くことになっています。こちらはディスク・ユニオンがそれ用に作ったもので、ひとつで2400枚(!)入れられるみたいです。

幅が60センチと狭いので、ちょっと荷物をどかせて、ひとつは寝室に置けるように算段しました。もうひとつは、地下に借りてあるトランク・ルームに置くつもりです。この棚は、ディスク・ユニオンで紙ジャケCDをセット買いするともらえるBOXがぴったり入るサイズで設計されています。
このボックスも溜まってきたのですが、サイズがほんのわずか大きいため、ぼくが持っている棚には入りません。そこで、現在はまとめて収納スペースに入れてあります。でも、こういうのも綺麗に並べておきたいじゃないですか。

いま使っているCDの棚は、20年くらい前に建具屋さんに作ってもらったものです。大小合わせて4つあります。全貌を写すことはできませんが、棚は13段です。合計すると1万枚近くは収納できる計算でした。それでも一杯になるのは時間の問題です。
そこでプラ・ケースを捨てて、ビニール袋に入れるようにしました(上の写真でわかりますか?)。これで厚さが3分の1くらいになり、つまり3万枚くらいは収納できるようになりました。それでも、しばらくのちには許容量をオーヴァーしてしまいましたが。

これは4つのうちのひとつで、ビートルズとストーンンズ関連専用です。この棚のCDはプラ・ケースのままです。ビートルズとストーンズに関しては、プラ・ケースも買ったときのままにしておきたいからです。特別なケースではありませんが、そこは妙なコレクター心理が働くんですね。

2年前に引っ越をして、それで壁面積が増えました。そのときに買ったかなり大きなCD用の棚がいまは玄関においてあります。全部で14段あって、幅は100センチちょっとでしょうか。これには紙ジャケットを入れることにしましたが、この棚を買った時点ですでに満杯の状態でした。その後も順調(?)に紙ジャケットが増えて、いまや収拾がつかない状況です。それを改善すべく、今回いくつかの棚を購入したのですが、焼け石に水であることはわかっています。
墓場まで持っていけるわけじゃないので、そろそろ処分することを考えなければいけないのですが、購買意欲はいっこうに衰えません。でも、そういう気持ちがあるってことは、まだ人生に前向きなのかな? とも思います。人間、欲がなくなったらおしまいですから。ただし、その欲の対象がCDとかレコードっていうのが情けないというかせこいというか。恥じてはいませんけれど、いい年をしてちょっとみっともない気もします。
■おまけ(その4)

今回は、チャーリー・ワッツとソニー・ロリンズみたいです。だんだん全貌が見えてきました。