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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


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2007-02-12 『ディパーテッド』@「渋谷TOEI」
2007-02-12 『ディパーテッド』@「渋谷TOEI」_e0021965_23311397.jpg マーティン・スコセッシは大好きな監督のひとりなので、この映画、気になっていました。2時間20分くらいでしょうか? そこそこ長編ですが、最後まで飽きずに観ることができました。ただし最近の映画はどうしてこんなに簡単にひとを殺しちゃうのか、そこがあまりいい感じはしません。
 ストーリーが単純なようで複雑で、なんていえばいいんでしょう? 理解力がめっきり低下してきたぼくは、わかったようなわからなかったような、それで結局わかったつもりになって映画館を出てきましたが。

 香港映画のリメイクということで、舞台がボストンになっています。そこにちょっと無理があるかなぁと感じました。だって、ジャック・ニコルソンがボス役を演じるアイリッシュ系マフィアが、街のチンピラ集団に毛がはえた程度にしか見えないからです。それを州警察が総力を挙げて撲滅しようとすることに、ギャップを感じたんですね。州警察をあげて作戦を練るほどの大物? という点にひっかかりました。

2007-02-12 『ディパーテッド』@「渋谷TOEI」_e0021965_23393764.jpg 舞台が香港なら、香港マフィア対香港警察の構図で、ギャップを感じなかったかもしれません。リメイクだからといって、舞台をアメリカにする必要があるんでしょうか? スコセッシが香港で映画を作ったらもっと面白かったのに、と単純に思っただけですが。
 でもそんなひっかかりはあったにしても、映画そのものは面白かったです。あと、エンドロールを観ていて、製作者のひとりがブラッド・ピットであることを知りました。映画ファンの間ではこれも話題になっているんでしょうね。

2007-02-12 『ディパーテッド』@「渋谷TOEI」_e0021965_2332549.jpg ところでマーティン・スコセッシといえば、最近気になっていることがあります。ストーンズのドキュメンタリー映画を作るというんですね。来年の公開を予定して、年内に撮影が始まるというニュースをしばらく前に聞きました。
 『ディパーテッド』でも「ギミー・シェルター」と「レット・イット・ルース」が使われていましたし、映画監督にならなかったらロック・ギタリストになっていたかもしれないと口にするほどのロック・ファンですから、楽しみです。ロック映画の名作と呼ばれている『ラスト・ワルツ』もスコセッシが監督していましたしね。
 ただし、この映画、演奏シーンは文句なしに素晴らしいのですが、インタヴューのシーンや内容、つまりライヴ以外は面白いと思いません。あまりにも演奏がすごいことと、ゲストとの共演が衝撃の連続なので、余計なものはないほうがいいのでは? と思います。ライヴ以外のシーンが挿入されることで興がそがれるといえばいいでしょうか?

 ロック・ファンが監督したため、ファンの部分、あるいはよく知っている部分が、映画としての完成度を邪魔したとぼくは感じました。もっと、淡々とライヴを時系列で追ってもらうほうに興味があります。そういうわけで、ストーンズのドキュメンタリーですが、スコセッシ監督にはあまり張り切って演出せずに、自然な形で淡々と彼らのすごさを伝える内容にしてもらいたいと思います。
 しかしそこは巨匠です。当然、監督として主張を出してくるでしょう。また、出さなければスコセッシが監督する意味はないんでしょうから。そこが、両方のファンであるぼくとしては痛し痒しですね。
 でも、いずれにせよこのドキュメンタリー、完成すればやがてDVDが発売されることになるでしょう。となれば、これでぼくのコレクションがまた増えます。それはそれで、内容とは関係なく嬉しいことではあります。
 てなことで、今日も何がなんだかわからない戯言を書いてしまいました。
by jazz_ogawa | 2007-02-12 23:40 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(14)
Tracked from 『コンタクト』最近の人気.. at 2007-02-13 08:02
タイトル : 『コンタクト』最近のSF映画に関連する事柄を調べてみました。
コンタクト(Contact)は1997年のアメリカ映画。カール・セーガンによるSF小説の映画化作品。 ... more
Commented by forcek at 2007-02-13 22:11
小川さん、もう観てきましたかー「インファナル・アフェア」を観ているし、スコセッシは大好きな監督の一人ですので、いずれ観てみます。そういえばそうですよードキュメンタリー映画の話、ザ・バンドやストーンズ等の本物を撮るのは彼が適任でしょうが、まぁ出来ばえを楽しみにしておきましょう(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-13 23:42
forcekさん、スコセッシの映画はこれまでにいろいろ観てきました。監督としては、ぼくもイーストウッドと共に好きですね。あとはシドニー・ルメットも好みです。でもこちらはかなりの高齢ですから、今後彼の作品がいくつ見ることができるのやら、といったところでしょうか。
Commented by kiku at 2007-02-13 23:54
小川さん、こんばんは。ストーンズのドキュメンタリーとなると、私生活に重点を置くか、ライヴ中心にするか、またはその両方を織り交ぜたものにするかで当然違ってきますけど、バックステージも含めてライヴを追ったもののほうが僕は断然魅力的に感じます。個人的にはインタビューも不用です。となると、81年の「レッツ・スペンド~」の2007年版といったところになるでしょうか?あの映画はライヴを追ったものでしたが、ただのコンサートフィルムでなくちゃんとドキュメンタリー性も感じられる映画として成り立った、とても優れたものでしたし。とはいっても、当然その二番煎じなどにはなるはずもないでしょうが。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-13 23:55
kikuさん、ぼくもまったく同感です。ただし今回の作品は、どうやらこれまでのヒストリーを追ったものになるみたいで、いわゆるライヴ物とは違うようです。となれば、昔の映像などをどれだけ掘り起こせるかがポイントだと思います。そこにスコセッシの手腕が期待されますが、いかなることになるでしょうか?
Commented by kiku at 2007-02-14 00:15
小川さん、いずれにしてもとても楽しみですし、僕的にはストーンズ関連というだけで内容に関わらず最後はOKになってしまうんですけどね(笑)。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-14 00:25
kikuさん、ぼくもストーンズやビートルズ関連は内容問わずです。発表されるだけで幸せっていうやつです。
Commented by 川原孝文 at 2007-02-14 23:00
「ギミー・シェルター」が流れた時は少しワクワクしたのですが、後は・・・。 それにしてもストーンズがまだ現役だなんて、昔のことを考えると信じられません。今頃ダートフォードにキースのお墓参りにいってもおかしくないくらいなんだけど。でも僕も生きる励みになります。マジで。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-15 00:40
川原孝文さん、ミック・ジャガーは健康を維持することに努力していますものね。
昔は不良っぽい生き方がかっこいいと思っていましたが、いまでは真面目に生きているひとがかっこよく見えるようになりました。これって、年を取ったっていうことなんでしょうね。
Commented by kiku at 2007-02-16 21:43
小川さん、こんばんは。不良が更生すると讃えられたリしますが、ただ真面目な人はうっかりすると馬鹿にされるような風潮があるのは理不尽な気がします。実は真面目に生きるほうが大変なんですよね。「真面目に生きているひとがかっこよく見える」のは年をとって物事の本質が見えてくるといったことなのかもしれませんね(なんてえらそうなことを言ってしまいます)。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 00:00
kikuさん、だからぼくは「ちょいワル親父」がきらいなんです。親父になって「ちょいワル」なんてみっともないじゃないですか。
Commented by kiku at 2007-02-17 11:11
小川さん、おはようございます。「ちょいワル親父」って「うちのダンナは真面目なだけで面白みがない」と思っている奥様方のためにつくられたというイメージがあります。「真面目」でいいじゃないですか。奥様方は真面目だけがとりえのだんなさんをほめてあげましょう。だんなさん方はもっと胸を張っていいと思います!
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 11:44
kikuさんの仰るとおりで、奥様方が「うちのだんなもちょいワル親父になってほしい」と思うのは、それだけだんなさんを信頼しているからだと思います。これって、一種の愛情表現かもしれません。
ところでぼくがひっかかっているのは、何も考えずに、ただ流行っているからというだけで「ちょいワル親父」がかっこいいと考える親父のことです。そういうひとは絶対に「ちょいワル」にすらなれません。これ、「名盤を鵜呑みにするな」と書いていることと同じ考えです。
Commented by kiku at 2007-02-18 02:24
流行っているものに何も考えずに飛びつくといえば、ストーンズが初来日したときの現象を思い出します。とりあえず「ストーンズが好きだ」って言っておけばカッコイイ、っていうような。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-18 10:33
kikuさん、世の中ってそういうものですからね。それで楽しいなら、それでもいいんでしょうね。
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