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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2006-12-05 映画『カジノ・ロワイヤル』
e0021965_0474860.jpg ぼくの中でのジェームス・ボンドはショーン・コネリーで終わっていたんですが、先日(2日)、久々にボンド・シリーズの最新作を観てきました。もちろん、ショーン・コネリー以後も何本かは観ています。でもどれもぱっとしないというか、ぼくのイメージするボンドとは違っていたっていうのが感想です。
 やっぱり、最初に観た印象が強いんでしょう。ショーン・コネリーが好きなのも、ボンド役のイメージがいまもぼくの中にあるからです。
 それで、今回はテレビのコマーシャルや映画のポスターを観て、これまでとは違う何かが感じられたので、観ることにしました。ダニエル・クレイグの前評判は悪かったようですが、ショーン・コネリーのボンドに匹敵する適役じゃないでしょうか?

e0021965_0484342.jpg ぼくが描くボンド像は、粋でお洒落で会話のセンス抜群の大人です。もうとっくにボンドの年を追い抜いているのに、いまだにそういう大人になれたらいいなぁと思っています。
 中学生のころに初めて観たショーン・コネリー演じるボンドは、本当にかっこがよかった。コンチネンタル・スーツ、アタッシュ・ケース、そして何といってもアストン・マーティン。憧れの品々が次々と登場してきます。優雅な物腰も子どもながらにひたすら憧れました。
 ひるがえって、いまの自分はどうかといえば、その足元にもおよびません。そもそもボンドやショーン・コネリーと比較すること自体が笑止千万ですが、いまだに少しでもかっこよくありたいと思う気持ちはなくしていません。つまり自意識過剰、あるいはこういうのを見栄っ張りというのですが。

e0021965_0494045.jpg ダニエル・クレイグのボンドも最高にかっこよかったですね。カジノのシーンなんか応えられません。ボンドの好物はウォッカ・マティーニですが、今回は「Three measures of Gordon's, one of vodka, half a measure of Kina Lillet, shake it over ice then add a thin slice of lemon peel」。このせりふだけを覚えて帰ってきました。いまのぼくはお酒をほとんど飲みませんが。

 かっこいい大人になるにはどうしたらいいんでしょうね? 最近では「ちょい悪おやじ」なんていうのが流行っているみたいですが、そんなのはいやですね。「ちょい悪」なんて安っぽいし、ださいじゃないですか。「ちょい悪」くらいなら、品行方正のほうがよっぽどかっこいいでしょう。「悪いなら悪いでいきましょうよ」といいたくなってしまいます。

 そもそも、みんながやっているようなことを右にならえをするのはかっこ悪いでしょう。ぼくはへそ曲がりなんで、ひたすらひととは違うこと、誰もやらないようなことに心血を注いできました。
 とはいっても、普通に生きているわけですから、みんながやっていることもおおいに受け入れています。iPODだってサッカーだって大好きです。音楽も映画も欠かせません。でもそれを踏まえた上で、ひとと違う生きかたや考えかたを忘れないようにしてきました。
 見方をかえれば変わりものです。そう、昔からぼくは一匹狼でしたし、変わっています。ひととは群れないことをモットーにしています。烏合の衆っていうのがいやなんですね。集団で行動するのが苦手です。わがままで自分勝手ですから。とはいっても、やっぱりいろいろなひとに助けられていることも事実です。

 話がかっこいいことから逸れてしまいました。ひとから見てかっこがいいっていうのは、考えてみれば難しいですよね。自分ではかっこがいいと思ってもださいことなんかいくらでもあります。感性がひとぞれぞれなんですから、これは仕方ありません。でもジェームス・ボンドやショーン・コネリーのことをかっこ悪いだなんて、よほどのへそ曲がりしか思わないでしょう。
 こういう、まあ生きていく上ではどうでもいいことを、ぼくはときどき考えています。でも、こういう無駄な考えに浸っている時間って、結構大事なんじゃないかなと思っています。
 そもそも生きていることが、ある意味でおおいに無駄でもあるんですから。「死ぬために生きている」って考えることが最近は増えてきました。そのときだって、かっこよく死にたいというか、死にざまはどうでもいいんですが、死んでから揶揄されるようなのは無様でやだなぁなんて思っています。
 「かっこよく生きたい」あるいは「死ぬために生きている」を突き詰めれば、死んでから「あのひとはかっこよかった」といわれたいってことかもしれません。生きているときからそういわれるのに越したことはありませんが。とにかく、ぼくにはとっても無理な話ですけれど。

 こう書いてみて、はたと気がつきました。マイルスは「おれが死んだら、“その昔、マイルス・デイヴィスっていうかっこいいやつがいた”って黒人の間でいわれたい」といった趣旨の言葉を残しています。この言葉がぼくの深層心理に働いているのかもしれません。
 そういうわけで、できないとはわかっていても「かっこよく生きる」ことにぼくはいまも憧れています。『カジノ・ロワイヤル』を観て、その思いを強くしました。そして、ともすれば惰性で日々を過ごしがちな自分をちょっと反省した次第です。
by jazz_ogawa | 2006-12-06 00:57 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(14)
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Tracked from 映画と日常の狭間で at 2006-12-06 16:23
タイトル : 007 カジノ・ロワイヤル(2006)
ダニエル・クレイグの新ボンドを劇場で観てきた。 イアン・フレミングの原作第1作でありながら、007シリーズを長年プロデュースしてきたイオン・プロダクションが60年代当初には権利上の問題から手がけることができなかった『カジノ・ロワイヤル』。コロンビア配給で制作..... more
Commented by forcek at 2006-12-06 02:48 x
小川さん、やっぱボンド=ショーン・コネリーがあまりにも似合いすぎてましたね(笑)でも今回のダニエル・クレイグは、結構評判イイみたいですね。彼が出てた映画だと「ロード・トゥ・パーディション」や「ミュンヘン」等で観てますがーまさかボンドになるとは(笑)いずれ観てみます。小川さん、ホントに「チョイ悪オヤジ」何てメディアの作った造語でしょうが薄いっすねー(笑)そういう洋服だけの偽ワルはすぐにメッキが剥がれますね、キースや勝新の爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです(笑)小川さん、人の死生観は十人十色で様々ですね。
Commented by jazz_ogawa at 2006-12-06 07:55
forcekさん、この映画、文句なしに楽しめました。最初から最後まで、2時間半以上、ほとんどだれることなくストーリーが展開していきます。お薦めです。
それにしても「勝新の爪の垢」とはいいですね。勝新も最高にかっこよかったですね。最後のほうはちょっとみっともなかったですが、あれも笑えてひとがらが出ていましたし。
Commented by カルロス at 2006-12-06 08:57 x
小川さん、何をおっしゃいますか!(^^)
僕からみて小川さんみたいな「かっこいい大人」になるにはどうしたらいいんだろ・・・って考えてますけど(^^)
ま、無駄なことばっかりやってる・・・これだけは僕も自慢?できます。(笑)
僕もショーン・コネリーに憧れて生きてきましたけど、ダニエルさんも、そんなにかっこいいんですか?
見ておかなきゃいけませんね、それは。
Commented by くるみ浜 at 2006-12-06 16:31 x
小川さんには内面から溢れるカリスマ性のようなものがあると思います。ボンドと同じで、やはり“自分”をしっかり持った生き方をしている人というのは“かっこいい”ですね。
“ちょい悪”について、私も小川さんと全く同じように思っていたので爆笑させていただきました。
Commented by fanfan at 2006-12-06 20:43 x
カジノロワイヤル面白そうですね。最近お金払ってみたいという映画がなかなかないのですが、これは面白そうです。
「かっこよさ」へのあくなき追求というのは、いかにも男性らしいものだなあと思います。女性の視点からみると、その男性なりの「ムード」とか「バランス」感覚とか。。そういうものが大きく作用しているようにも思えます。。
なんちゃって。よくわからないです。。


Commented by jazz_ogawa at 2006-12-06 23:07
カルロスさん、ぼくは別にかっこよくなんかないですよ。それは買いかぶりというものです。でも経験からいうと、無駄なことが実は血になり肉になることも多いんじゃないかなと思っています。
Commented by jazz_ogawa at 2006-12-06 23:10
くるみ浜さんも買いかぶりです。自分をしっかり持っているかといわれれば、テキトーに生きてきたので、それもちょっと違うと思います。本当にいい加減なんですから。運がよかっただけです。運がよすぎて怖いぐらいですが。
Commented by jazz_ogawa at 2006-12-06 23:15
fanfanさん、この映画は面白かったです。映画はやっぱり映画館で観るもの、といううことを改めて実感しました。
「かっこよさ」っていうのは外見じゃなくて、内面から滲み出てくるものだと思います。それがないから「ちょい悪おやじ」なんていう、見栄えのことだけで云々する「勘違いさん」が出てくるんじゃないでしょうか?
Commented by fanfan at 2006-12-06 23:39 x
>>「かっこよさ」っていうのは外見じゃなくて、内面から滲み出てくるものだと思います。>>

まったくもって同感です!!内面からにじみ出るムードを持っている人にやはり惹かれます。いわゆる美形の男性でもまったく魅力を感じなかったり。。すみません、うまく説明ができないのですが。。

ところで、「ちょい悪」って何ですか?すみません。。
Commented by 川原孝文 at 2006-12-07 00:08 x
 最近、偶然このブログを見つけました。 初めてNYCに行った時、ジャズ批評の「マンハッタン・ジャズ・カタログ」がとっても役に立ちました。ありがとうございました。あなたはかっこよすぎです。
Commented by jazz_ogawa at 2006-12-07 00:55
fanfanさん「ちょい悪」って中年向けの男性雑誌「LEON」で盛んにアピールしているファッションのことです。中年はイタリアン・ファッションのようにちょっと遊び人=「ちょい悪」がかっこいいということみたいです。この雑誌に興味がないので間違っているかもしれませんが。
どなたか詳しい方がいらっしゃたら補足をお願いします。
Commented by jazz_ogawa at 2006-12-07 00:58
川原孝文さん、コメントありがとうございます。ジャズ批評の「カタログ」をお持ちとは、かなりの年季が入っていますね。昨年、念願がかなってようやく新版が出せましたが、それもすでに情報が古くなりつつあります。
Commented by 川原孝文 at 2006-12-07 01:26 x
 それも買っています。この春にも行きましたが、当時から残ってるクラブはBlue NoteとVanguardぐらいですね。Maxも死んでしまったし。
 なんかjazzもクラシック化してしまった感じがします。今度できたリンカーンセンターなんかでは聴きたくありません。「となりのウィンストン」は注文しましたけど。
Commented by jazz_ogawa at 2006-12-07 07:53
川原孝文さん、どうもありがとうございます。『となりのウイントン』も楽しんでください。感想がありましたら教えてください。
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