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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


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2006-10-30 「愛しのJazz Man」@小僧com総集編
 現在、来年の2月くらの出版を目指して『愛しのジャズ・マン』を執筆中です。最初はこの連載をもとにいくつかのエピソードを書き足して1冊にしようと考えていたのですが、気が変わり、全部書き下ろすことにしました。
 とはいっても、いくつかはどこかで紹介したエピソードが含まれています。それでこの本が売れたら続篇ということで、これまでにブログで発表したエピソードを中心にもう1冊出すということで版元と話を纏めました。
 1冊につき50本のエピソードで、ニューヨークから戻ってからこの2週間、ずっとこの本を書いています。あと数本のところまで来ましたが、これはあくまでベーシックなものです。ぼくの場合、フュージョンのレコーディングと同じで、ベーシックなレコーディング、オーヴァーダビング、ミックスダウンみたいな過程を踏みます。
 ベーシックな原稿とは大まかに書いたものです。細かいデータや文字数の調整などはしていません。書きたいことをとにかく書いておくだけのものです。次のオーヴァーダビングにあたるのが、そこに細かいデータなど、調べたものを書き加えたり、文字数を調整したりすることです。そしてミックス・ダウンは、その文章をプリントアウトして何度も読み直し、全体のバランスや文章のトーンなどを調整し完成原稿にする作業です。
 とはいっても、これはあくまで出版社に渡す前の作業です。この原稿を元に、初校が作られます。この段階では、たいていの場合、原稿が棒組みされているだけです。それに赤を入れた再校は、レイアウトの中にその原稿を組み入れ、写真なども配置されたものになります。それにさらに赤を入れて再々校、それでも満足できなければ4校・・・と続いていきます。
 普通は再校か再々校で終わりにしますが、ぼくはしつこいのでさらに2~3回校正を重ねることもあります。最後に青焼きというのがあって、これは確認するためのもので、よほどの間違いがないと直さないことになっています。普通、この青焼きを筆者が読むことはほとんどないらしいのですが、ぼくはこれもチェックします。というわけで、まだまだこれから延々と作業が続くわけです。

 前置きが長くなりました。今月の「愛しのJazz Man」の総集編です。


#014:Sonny Rollins ソニー・ロリンズ(ts)
2006-10-30 「愛しのJazz Man」@小僧com総集編_e0021965_0224697.jpg これまでにどのくらいのひとにインタヴューしてきただろう? 相当な数であることは間違いない。1000人まではいかなくても500人は優に超えている。それにしてもいろいろなひとがいた。中でも一番優しく接してくれたひとりがテナー・サックスの巨人と呼ばれるソニー・ロリンズだ。
 そもそもミュージシャンと接していていやな気分になったことがほとんどない。無口なひとや愛想のないひともいることはいる。ぼくにも少なからずその傾向があるから、気持ちは理解できるつもりだ。疲れていたり、何度も繰り返される同じ質問にうんざりしていたりするときだってあるだろう。
全文はhttp://www.kozocom.com/entertainment/music/a00014.html

#015:Bill Evans ビル・エヴァンス(p)
2006-10-30 「愛しのJazz Man」@小僧com総集編_e0021965_023480.jpg ビル・エヴァンスの悲報は、少なくとも日本にいるファンにとっては思いもかけないものだった。1980年9月15日、彼は入院先のマウント・サイナイ病院で肝硬変に肺炎を併発して51歳の人生を閉じたのである。
 多くの証言者によれば、エヴァンスは死の数年前から慢性の肝炎を患い、自身その治療を拒み、みずから死を招くような行動を取っていたという。
 「自分がひどい病気であることを彼は知っていた。よい病院で治療を受ければ快方に向かうはずだといって入院を勧めたが応じなかった。彼には生きる意志がまったくないように思われた」
全文はhttp://www.kozocom.com/entertainment/music/a00015.html

#016:David Matthews デヴィッド・マシューズ(arr、p)
2006-10-30 「愛しのJazz Man」@小僧com総集編_e0021965_023235.jpg ミュージシャンの中で日本語が達者な横綱はデビヴィッド・マシューズとケニー・ギャレットだろうか。マシューズはニューヨークのベルリッツで個人教授について勉強したほどの正統派で、ケニーは日本人のガール・フレンド(?)から習った実践派だ。
 そのケニーと、ニューヨークにあったジャズ・クラブ「ファット・チューズデイズ」に出ていたドナルド・ハリソン=テレンス・ブランチャード・クインテットを聴きに行ったときのことである。ふと、マシューズと日本語で対談したら面白いんじゃないかと思いついた。マシューズはミッドタウンのイーストサイドに住んでいる。「ファット・チューズデイズ」もイーストサイドの17丁目にあるから、タクシーを飛ばせば10分くらいで行ける。
全文はhttp://www.kozocom.com/entertainment/music/a00016.html

#017:Kenny Garrett ケニー・ギャレット(as)
2006-10-30 「愛しのJazz Man」@小僧com総集編_e0021965_0234068.jpg 前回はデヴィッド・マシューズのことを中心に紹介したので、今回はケニー・ギャレットについて書いていこう。ふたりの日本語対談は、開始早々の1ラウンドでケニーのノックアウト勝ちだったが、彼が日本語をマスターした裏には不断の努力があった。
 ケニーはマンハッタンからハドソン河を隔てたニュージャージーの住人である。ニュージャージーにも多くの日本人が住んでいる。そのため、毎朝7時からテレビで日本語放送を観ることができる。ひところのケニーは、それを観てはわからないところを質問してくる妙なやつだった。たとえばこんな質問をされたことがある。
全文はhttp://www.kozocom.com/entertainment/music/a00017.html
by jazz_ogawa | 2006-10-30 23:18 | 愛しのJazz Man | Trackback(1) | Comments(10)
Tracked from 涼掌亭はいかにして鍛えら.. at 2006-11-05 20:21
タイトル : やめてくれー
2006-10-30 「愛しのJazz Man」@小僧com総集編 愛しのJazz Man 小僧com 第18回 ケニー・ギャレット[後編] バックナンバーに入った場合のURLは http://www.kozocom.com/entertainment/music/a00018.htmlになるかな? ケニー!!!「お座敷小唄」だけはやめろ! ビリー・ハーパーの「ヤサエェエエンヤアアサァ」のソーラン節どころの話じゃない! ( ̄□ ̄;) ---それはそれだが、ケニーにこのメロデ...... more
Commented by yuriko at 2006-10-31 11:47 x
先日の南さんとのトークでも思いましたが、小川さんがインタビューする相手は、すでに小川さんは、すごく知っていて、好きなところを出してお話されるから、相手もすごく気持ちよいのだと思います。ファンまで行かなくても、そのお相手の良いところをすでに知っていて、それを前面に出す。聞いている方も、とてもここち良かったです。だから、嫌な気分になったことがないのでしょうね~。「小僧.com」見てきます!!
Commented by forcek at 2006-10-31 14:02 x
小川さん、「愛しのジャズ・マン」おつかれさまです。なるほどケニー・ギャレットはここまでがんばって日本語の勉強をしてたんですねー。そういえばケニー・ギャレットといえば、小川さんの「マイルスの真実」でマイルスと小川さんの写真をケニーが撮ってるのがありましたよねー、アレはどういった経緯なんですか、ケニーはカメラも好きなんですかね。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-31 14:22
yurikoさん、自分ではそんなこと意識していないんですが、いわれてみればそうかもしれません。ご指摘ありがとうございました。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-31 14:23
forcekさん、細かいところまで見てくれていますね。嬉しいです。
あれは、ニューヨークの「エイヴリー・フィッシャー・ホール」の楽屋で撮った写真です。マイルスに会いに行ったら、そこにケニーもいたので、ぼくの使い捨てカメラで撮ってもらいました。
Commented by cyubaki3 at 2006-11-01 12:41 x
ビル・エヴァンスが亡くなった時のことはよく憶えています。
その頃は大学生でまだジャズはあまり聴いてなかったのですが
ジャズ好きの友人がビル・エヴァンスが亡くなったと悲しそうに話していたので。
たしか同じ頃ツェッペリンのジョン・ボーナムが急死して自分はそっちの方がショックでした。
そして年末にはジョン・レノンが。
今振り返ると1980年は音楽界の大物の訃報が多かったですね。
Commented by jazz_ogawa at 2006-11-01 23:43
cyubaki3さん、そうでしたね、ジョンもこの年の12月になくなったんでした。ジョンからはある点にとても強く影響を受けていました。それだけに、あのときは茫然自失だったことを思い出します。
Commented by koolpaw at 2006-11-04 00:17 x
こんにちは

あれ?送ったTBが消えてる・・・。他のスパムTBは残ってる。。。

コメント欄に先にご挨拶なしで、ふざけた文体のエントリをTBしたのが御気にさわられたでしょうか。申し訳ありませんでした。
Commented by jazz_ogawa at 2006-11-04 22:55
koolpawさん、勘違いして消してしまったかもしれません。もしよろしければ、もう一度TBしてください。なんだかスパムが多すぎていやになります。
Commented by koolpaw at 2006-11-05 20:35 x
あらためましてこんにちは & お手数おかけしました。
再度ふざけたエントリですがTBさせていただきました。

小川さんのような方のブログでは「英数半角のみを全部ブロック」機能つかうわけにいきませんもんね。。。日本語読めそうなあっちのミュージシャンが読んでいて、自分の英文ブログからTB打ってきそうだしなあ・・・ケニー・ギャレットとかが(w)。

熱心な読者とはいえませんが、20年近く前SJ誌の年度末の増刊で小川さんが書いておられたクリフォード・ブラウンの特集記事を読んで以来(あれ小川さんの署名があったと思うんですが・・・)、ずっと小川さんの記事を楽しみにしています。

というより「この記事おもしろいなあ。誰が書いたんだろ?」と思って署名を確認すると大体小川さんだったりします。
Commented by jazz_ogawa at 2006-11-05 23:48
koolpawさん、こちらこそ改めましてありがとうございます。そうだったんですか、クリフォード・ブラウンの原稿、たしかに書いたことがあります。これからもよろしく。
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