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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL
2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL_e0021965_2311095.jpg
 昨日は「小僧こだわりジャズ・ライヴ」をやってきました。これはぼくがプロデュースとナヴィゲーションを務めるコンサートの3回目。ゲストには大好きな南佳孝さんをお迎えしました。

 そもそも南さんを知ったのは、それ以前にぼくははっぴいえんどという日本のロック・バンドが好きだったんですね。ぼくもロック・バンドをやっていましたし、凄く興味のあるバンドでした。そのはっぴいえんどが解散して、ドラマーだった松本隆さん、彼がはっぴいえんどの歌詞の大半を書いていたんですが、その松本さんが最初にプロデュースしたアルバム、それが南さんのデビュー作『摩天楼のヒロイン』でした。
 このアルバム、『摩天楼のヒロイン』というタイトルからして、ミュージカルとかジャズとかをイメージさせるもので、内容もそういうものでした。1973年の作品なんですが、当時こんなに洒落たアルバムは日本に一枚もなかったと思います。そのセンスのよさにびっくりしましたし、ジャズっぽいロックとかポップスって日本にはほとんどなかったので、すごく感心しました。以来、南さんにはずっと注目してきました。
 そういうわけで、「いつもよりジャジーな雰囲気で」とお願いしたところ、バックのメンバーもピアノの佐山雅弘さん、ベースのバカボン鈴木さん、そしてドラムスの鶴谷智生さんという素晴らしいピアノ・トリオになりました。
 このトリオだけでもしばらく聴いていたいほど贅沢なものでしたが、彼らのサポートを得て、南さんも大張り切りの様子です。7時開演、9時終演の予定でしたが、大幅に超過して9時半近くまで南さんの素敵な歌と音楽を楽しみました。
 といっても、ぼくは第一部と第二部の頭のところで、いつものように話をしなければいけません。これがなければもっと楽しめたのですが、そこはプロデューサーの仕事なので仕方ありません。
2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL_e0021965_2333948.jpg
 一部では、南さんの紹介を絡めながらの四方山話という感じだったんですが、やっぱり話がへただなぁとステージに立ちながら何度も思っていました。もともと舌の滑りが悪いのと、あがるというよりあせっているのでしょうか、早口になりがちで、どうも言葉を噛んでしまうんですね。まあ、端から見れば、面白い見世物だったかもしれませんね。その後は南さんがきっちりとステージを務めてくれました。

 <君の笑顔>から始まった第一部では、そのほかに<遥かなディスタンス><スコッチ&レイン><夜間飛行><プールサイド><夜の翼><君をのせて><ザ・ギフト><ネイチャー・ボーイ>なんかが歌われました。ちなみに<ザ・ギフト>とはハンク・モブレーの演奏で知られる<リカード・ボサノヴァ>のことです。

 そして第二部では、小僧comの取締役、平松庚三さんが会場にちょうど着いたところだったので、予定にはなかったんですが、ステージに登場してもらい、簡単な挨拶がてら小僧comの紹介をしていただきました。
2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL_e0021965_2342820.jpg
 その後は南さんとのトークで、音楽的なバックグラウンドを聞いたり、彼が1982年にニューヨークでレコーディングした『セヴンス・アヴェニュー・サウス』の話をうかがったりといった、これまたぼくの責任なんですが、何の脈絡もない話でライヴへと続けました。
2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL_e0021965_2363299.jpg
 1曲目は、ぼくがリクエストをしていた<冒険王>からです。この曲、アルバムではストリングス入りのフル・オーケストラがバックについていました。それをピアノ・トリオでやってもらうのためちょっと大変だったとは思いますが、バカボンさんのアルコ・ベースから始まるイントロもよかったですし、「エルドラドを求めて明日、密林に入っていく。もう帰れないかもしれない」と彼女に手紙を託す形で書かれた松本隆さんの歌詞を南さんが素晴らしいヴォーカルで聴かせてくれました。
2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL_e0021965_237974.jpg
 そのあとは<コルコバド><昼下がりのテーブル><サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー><ミッドナイト・ラヴ・コール><月夜の晩に>などが次々と歌われ、最後は<モンロー・ウォーク>で締めてくれました。もちろん、これでは終われません。ということでアンコールは<スローなブギにしてくれ>と相成りました。

 終了後も、ロビーで南さんのサイン会もあり、おかげさまで今回のコンサートも盛況のうち、無事に幕を閉じることができました。このブログをご覧になって、会場までいらっしゃってくださったかたもあり、この場を借りてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
2006-10-27 南佳孝@QUEST HALL_e0021965_1125728.jpg
 この写真は、平松さんご夫妻とライヴ終了後に楽屋で写したものです。南さんは、平松さんの奥様が活動されている「難民の子どもたち光を」キャンペーン(12月4~10日、丸ノ内オアゾoazo1階)のチャリティ・ライヴにも、今回の縁から出演していただけることになりました。これについては、いずれこのブログでも紹介したいと思います。

 なお、ぼくは11月11日と25日にトーク・イヴェントを予定していますので、そちらにも興味がある方はぜひいらっしゃてください。これは数日中に詳細をお知らせします。
by jazz_ogawa | 2006-10-28 11:47 | Works | Trackback(2) | Comments(10)
Tracked from 別冊matc at 2006-10-29 16:36
タイトル : 南佳孝ライブに行ってきた!
「小僧com」という、団塊世代向けの情報サイトが主催するライブイベントに行ってきました。企画スタッフの中に、小川隆夫さんがいらっしゃるというこもあって、南佳孝さんのライブでも、ちょっとジャジーなテーストを織り込んだ構成です。ミュージシャンもピアノトリオでした♪ 南佳孝さんといえば、「モンローウォーク」とか、薬師丸ひろ子の「メイン・テーマ」(ご本人は「スタンダード・ナンバー」という曲)などの歌謡曲的な曲しかしらなかったのですが、とーってもステキで大盛り上がりのライブでした。 南さんご自身が、...... more
Tracked from ♪♪♪yuricoz c.. at 2006-10-30 13:58
タイトル : JAZZ'n pop♪な夜・・・
原宿クエストホールで行われた 南 佳孝さんのライブに 行って来ました♪ 「小僧.com」の企画だったわけですが、 今どきめずらしいチケットに喜ぶ私♪ なんと南さんの写真入り!! 昔は、こうだったんですよね~ うんうん 今でも、チケットに凝るアーティストさんいますよね!! 小学生のころから、外タレが来ちゃー兄と武道館通いをしていた私は、いつもデザインに志向をこらした味のあるチケットが好きでした。 いつの頃からか、すべて同じデザインというかなんというか、、、 ...... more
Commented by fanfan at 2006-10-28 18:18 x
小川さん、昨日のライブ素敵なものでした。どうもありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。私が唯一もっている南さんのアルバムが、小川さんの大好きだとおっしゃられた「冒険王」でした。昨晩までそのことを恥ずかしながら忘れていたのですが、「ああ、そうだ!」と
思い出すことができました。
でも、そもそも南さんの音楽を聴くきっかけとなったのは、兄の所有していたカセットテープでした。幼心に「モンローウオーク」「スローなブギにしてくれ」といったタイトルになんともいえない憧憬をもったものです。

小川さんのナビも素敵でしたよ。本当です。とても端的で、飾らず、ステージ展開をナビゲートされていたと思います。(こんな言い方生意気ですよね。。すみません)はっぴいえんどのくだりや小川さんの音楽への関わり方など聞いていてとても面白かったです。
Commented by forcek at 2006-10-28 22:06 x
小川さん、QUEST HALLおつかれさまでした、イャー久しぶりのライブでとっても楽しかったです、やっぱ南さんの声は素晴らしいですねー、しかし昨日ステージ上でトークする小川さんを見てたら、何か顔の雰囲気がマイルスにそっくりに見えましたよ、多分完全にマイルスが交霊してますね(笑)あの後飲みに行ったのですがおいしいお酒になりました、ありがとうございました。
Commented by kanami at 2006-10-28 22:20 x
わたしもこのブログを拝見して会場に足を運んだひとりです。しかも小僧の抽選で・・・なんて幸せなんでしょう♡ 運を使い果たして帰りに車にひかれるのじゃないかしらと思ったけど無事でした。ホッ。 平松さんてライブドアの方ですよね?いや、ちょっとビックリしてしまいました。素敵なオーラが漂っていました。小川先生のトークもくだけてて楽しく聞かせていただきました。全然見世物なんかじゃございません。 とにかく生でスロブギが聴けて泣けるほど感激しました。南さんはトーク面白いですね。なんかお茶目な感じがしました(笑)。サインももらって、握手もしてもらいました。サイコー!佐山雅弘さんて失礼ながら存じ上げなかったのですがノックアウトされました。いろいろCDを探してみようと思います。ああ、やっぱり車にひかれちゃうんじゃないかな!
楽しい夜をありがとうございました♪
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-29 00:18
fanfanさん、ありがとうございます。「冒険王」の歌詞はすごく男のロマン(身勝手ともいいますが)が感じられて、昔から好きな曲です。松本隆さんの歌詞の中でもトップクラスだと思っています。もちろん南さんの作曲とヴォーカルも最高で、いまもしょっちゅう聴いています。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-29 00:20
forcekさん、昨日もいわれましたが、「マイルスが乗り移った」はほめすぎです。でも楽しんでいただけたようでよかったです。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-29 00:25
kanamiさん、平松さんはあの平松さんです。彼がこれからの人生を楽しもうと小僧comを立ちあげました。ところがいざスタートしようとした直前、突如ライブドアの社長に推挙されてしまいました。というわけで、昨日はああいう形で登場しました。
それはそれとして、楽しんでいただけてよかったです。佐山さんは自身のリーダー作品もこれまでに多数出していますし、PONTA BOXというバンドでもアルバムをいろいろ出しています。ぼくも大好きです。
Commented by matc_tomo at 2006-10-29 16:36
今回初めて南さんのライブに伺いました。あまり曲を知らなかったのでどーしよう・・・と思ったのですが、とっても楽しい夜を過ごすことができました! やっぱり、声がいいシンガーですよね〜。曲のバラエティーさもよかったです。ということで、トラバさせていただきま〜す。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-29 17:59
matc_tomoさん、ありがとうございます。25日もよろしく。
Commented by yuriko at 2006-10-30 12:46 x
お疲れ様でした!!素敵な大人の会でした♪でも、最後はスタンディングで楽しませていただきました♪声がほんとに素敵でした。小川さんのお話も楽しかったです♪サイン会があったなんて!!チェック・ミスです。涙
私も、少し書かせていただいたので、トラックバックさせていただきます。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-30 19:44
yurikoさん、ご来場ありがとうございました。トラックバックもありがとうございます。今後もよろしくね。
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