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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2006-10-22 『となりのウイントン』
2006-10-22 『となりのウイントン』_e0021965_11403316.jpg ぼくの初エッセイ集です。とうとう出版されました。版元はNHK出版。これは今年の3月までNHK-TVの英語テキストに2年間連載していた「Reading Jazz Bar」に、いくつかの書き下ろしを加えて1冊にまとめたものです。ニューヨーク時代のジャズにまつわる日常をしたためたもので、自画自賛で図々しいとは思いますが、われながら面白い読み物になったと思います。
 表紙の写真は1970年代のグリニッチ・ヴィレッジで、写真家の橋本功司さんが写したものです。それを装丁の第一人者である菊地信義さんが素敵な形にしてくれました。この表紙も大変気に入っています。
 帯には日野皓正さんが「ぼくも、マックス・ゴードンに見出されたひとりなんだよね。“ヒノ、お前のバンドでいつうちに出るんだよ!”ってね。あのこのろのマンハッタンの匂いがプンプンして懐かしい気分になるよ」とコメントを寄せてくださいました。日野さんとのエピソードも本には登場します。

 『となりのウイントン』とはもちろん隣人だったウイントン・マルサリスのことです。別にウイントンのことばかりを書いたわけではありません。編集者や菊地さんの意見で、タイトルを見て「これ、何だろう?」といったものがいいということから、これに決めました。
 帯の裏には、ちょっと気恥ずかしいのですがこんなコピーが書かれています。「ジャズ好きが高じてマンハッタンに留学してしまった青年外科医。そんな若き著者と親交を結んだミュージシャンたちのエピソードの数々。ときに笑わせ、ときに胸打つ、待望の初エッセイ集!」
 ジャズの話が中心ですが、ジャズ・ファンに向けて書いたものではありません。エッセイということもあって、ジャズ・ファンでなくても楽しめる内容を連載中は心がけていました。自分でいうのも何ですが、ちょっと泣けるところもあったりで、これまでの本とは違ったものになったと思っています。ぼくとしてはかなりの自信作なので、チャンスがあればぜひご覧になってください。

2006-10-22 『となりのウイントン』_e0021965_11404764.jpg ところで話はまったく変わりますが、20日に発売された『スイングジャーナル』で「読者通信」の頁に「I LOVE JAZZ TESTの復活を望む」という投稿が寄せられました。長崎県大村市・ペンネーム海馬治郎さんから寄せられたものですが、本当にありがとうございました。
 これは、ぼくが1984年から20年近く同誌に連載していたものの復活を切望してくださった一文です。毎回ミュージシャンを編集部に招き、何枚かのレコードやCDを聴いてもらい、その音楽やアーティストに対するコメントをいただくものです。それらの一部は8月に出版した『ジャズ・マンが愛する不朽のJAZZ名盤100』(河出書房新社)で紹介しています。
 ぼくもこの連載はぜひ再開したいと思っていますが、『スイングジャーナル』のやる気次第といったところでしょう。海馬治郎さんはこう書いてくださいました。
 「こういった企画の肝はゲストからいかに面白い話を引き出すかであるが、期待が裏切られたことはまずない。これには聞き手の小川隆夫氏の存在が大きい。彼は堪能な英語力とjazzの歴史を踏まえた高い見識を基礎に、医師という職業柄、鍛えられたインタヴューのスキルを生かし、ゲストから信頼をかちえて、忌憚のない本音の意見を見事に引き出していた」
 かなり褒めすぎですが、こう書いていただけるのは本当に嬉しいことです。やっててよかったと思うのは、こういうかたがいることを知ったときですね。心から海馬治郎さんには感謝したいと思います。こういう読者がいることを肝に銘じ、これからも誠実な仕事をしていかなくては、と気分を引き締めました。
by jazz_ogawa | 2006-10-22 11:51 | Works | Trackback(2) | Comments(14)
Tracked from kenyama's blog at 2006-10-30 07:08
タイトル : 『となりのウィントン』
 どこぞのアニメのようだけれど、ウィントン・マルサリスのことである。ジャズ評論家...... more
Tracked from 1-kakaku.com at 2006-11-15 11:43
タイトル : I LOVE JAZZ(2)
コンピレーション盤の楽しみはいろいろあるが、そのひとつが意外な組み合わせ。たとえば本作の場合、最初にダイアナ・クラールの歌が聴こえ、続いてakikoのジョビン・ナンバーが流れ、そのあとサッチモやジョニー・ハートマン、ダイナ・ワシントンの歌も聴けるといった具合で、タイプも時代も異なるさまざまなアーティストをまとめて聴けるのは楽しい。全16曲入り。いま名前をあげた5人以外の11曲はインストゥルメンタル。 コンピレーション盤についていえば、カタログの豊富なところが絶対有利だが、その点ユニバーサル...... more
Commented by forcek at 2006-10-22 15:25 x
小川さん、「となりのウイントン」の表紙の写真はシブくてグッドですねー楽しみにしてます、後「I LOVE JAZZ TEST」は俺も復活してほしいと前のSJを読む度に思ってましたよ、何故ならあの企画と「マイルスがすべてだった」が楽しみで小川さんを毎月意識して読むようになったんですね(笑)それにアーティストのルーツや人柄、音楽に対する愛情もわかりますし、是非またやってほしいですね(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-22 18:03
forcekさん、そういっていただけると本当に嬉しいです。あと何通か同じような投書がSJに届けば、再開するかもしれませんね。その際はforcekも後押ししてください。
Commented by 松和のマスター at 2006-10-22 21:38 x
「I LOVE JAZZ TEST」の復活、僕も賛成です。ジャズを聴き始めて、なんとなくジャズを聴くことが楽しくなってきた頃からの連載で、毎月、楽しみにしてました。ミュージシャン側からの感想や意見って貴重だと思います。時には、我が意を得たり、と嬉しくなったものです。いつの間にか無くなってしまい、寂しい思いをしていました。早々の復活を望みたいですね。それから、「となりのウイントン」、題名、表紙のデザイン共に良いですね。早速、注文に走らなければ・・・。とても楽しみです。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-22 22:45
松和のマスターさん、「となりのウイントン」、ぜひ読んでみてください。いつものような内容ではありませんが、今回は一般的な読み物としても楽しめると思います。
「I Love Jazz Test」もできるなら再開させたいですね。
Commented by cyubaki3 at 2006-10-23 12:48 x
ウィントンて最初に出た時はあまり好きじゃなかったのですが、数年前に引越した時CDを整理していて改めて聴き返してみたらすごく良かったので驚きました。やっとこちらの耳が追い着いたのかと。その時聞いたのはたしか「スタンダード・タイム2」です。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-23 19:33
cyubaki3さん、ウイントンについては賛否両論ありますよね。ニューオリンズ回帰はぼくもいただけないと思っていますが、それも彼の考えですから尊重したいと思います。でも、オーケストラよりやっぱりコンボでばりばり吹きまくるウイントンがいいです。
Commented by ダイスケ at 2006-10-23 21:03 x
小川さん、とうとう出るんですね。NHKのテキストは欠かさず読みましたが、書き下ろしも追加されているとのことでとても楽しみです。この本がうまくいって、小川さんの初アメリカ旅行体験のお話も本になって読めるようになるといいですねー。「I LOVE JAZZ TEST」、面白そうな企画ですね、読んだことがない人間ですが、復活希望(笑)します!
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-23 23:48
ダイスケさん、ようやく出ました。この本の売れ行きにご協力を(笑)。
Commented by Abby Jane at 2006-10-24 20:43 x
小川さん、特権を利用して?読破しました。面白かったです。
これまでとは違った読み物ですね。とても身近に感じました。
そして、ニューヨークに行きたくなりました!
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-24 23:03
Abby Janeさん、この間はどうもありがとうございました。こういう内容の本もいいでしょ?
Commented by .Double Fantasy at 2006-10-25 00:08 x
こんばんは~。「となりのウイントン」おめでとうございます。
本当に、表紙、興味をそそりますね。
BLUENOTE COLLEDTOR'S GUIDEの時も最初からぐーっと引き込まれてしまったので、もっともっと楽しみにしています。
27日用にゴールドのサインペンを買いました~(笑)どうぞよろしくヽ(^o^)丿
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-25 00:38
.Double Fantasyさん、いつもありがとうございます。27日、お待ちしています。本の感想もそのうちお聞かせください。
Commented by 山田♪ at 2006-10-30 22:19 x
ご無沙汰しております。ブログいつも拝見しております。「となりのウイントン」読みました。めぐり会ったミュージシャンとのエピソードはどれもイイ話で、読み進む毎に楽しいイイ気分にしてくれる本でした。今後なにか気の塞ぐ様な精神状態の時に気分転換のために何度もページを開く本になりそうな気がします。ウィントンと2人NYの夜を話しをしながら何度も角を曲って歩くあのシーンは映画になりますね。M・ゴードンとのエピソードでG・ラッセルが登場してからの件は落語になってます。H・シルバーとのトークンマンエピソードは人情噺で泣かされました。プーさんからのオリジナルテープの話も凄いですね。次回作楽しみにしております。
Commented by jazz_ogawa at 2006-10-30 23:23
山田さん、お元気でしたか? 『となりのウイントン』をご購読いただきありがとうございます。こういう形で留学時代のことがまとめられたことは大変有難いと思っています。現在執筆中の『愛しのジャズ・マン』もこの路線上のものです。こちらも出版の暁にはよろしく。
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