昨日は、今日から始まる「東京JAZZ」の前夜祭のような感じで、会場の「国際フォーラムA」のロビーを使いウェルカム・パーティが開催されました。
今回はオーケストラがいくつも出るのでミュージシャンも総勢約80名と大所帯です。リハーサルやサウンド・チェックなどをしつつのパーティということもあったので、ミュージシャンも三々五々集まってきました。欠席したひともいますが、それでも50人くらいは来ていたんじゃないでしょうか。
クリヤ・マコトさんは、今回オーストラリアのミュージシャンと組んでジャパン・オーストラリア・ジャズ・オーケストラのリーダー的立場で出演します(2日・Day Session)。今年はすでにオーストラリアでも日本でも何度かコンサートを行ない、「東京JAZZ」終了後も日・豪に行ったり来たりしながら活動が続くそうです。クリヤさんとメンバーはバーベキューの話などで盛り上がっていました。
比較的早い時間から最後までいたのがマーカス・ミラーです。去年も「東京JAZZ」に出演しましたが、今年は彼の推薦でシンガーのフランク・マッコムをフィーチャーしたステージになるそうです(3日・Night Session)。マーカスには「MOTTAINAI」キャンペーンのThanks Bandをつけてもらいました(手首を見てください)。
今年の期待は上原ひろみさんです。彼女は2日のNight Sessionでは自分のトリオ、3日のNight Sessionではチック・コリアとピアノ・デュオで出演することになっています。チックとのデュオではどんな演奏が飛び出してくるのか、いまからとても楽しみです。
パーティの終了間際にチック・コリアがやってきました。今回は上原ひろみさんとのデュオのほかにトロンハイム・ジャズ・オーケストラとの共演があります(2日・Night Session)。オーケストラとのリハーサルを終えて会場にやってきたのですが、いつもの温厚な彼と違ってちょっとぴりぴりしていました。滅多にないオーケストラとの共演だけに緊張感が高まっているのかもしれません。
「英語でしゃべらナイト」の入り中もあって、そのインタビューは受けましたが、ステージでの挨拶はせずに、ロス・バン・バン(2日・Day Session)の連中とひとしきりダンスに興じてそのまま帰っていきました。
今年はNHK-FMが3日だけ実況放送をします。その解説者としてぼくも出ますが、敬愛するルーシー・ケントさんが楽屋でのインタビューアーを務めます。彼女がいれば安心と、ぼくは大船にのった気分です。9時間の長丁場ですが、お互いに楽しくやりましょう。
というわけで、もう少ししたら「東京フォーラム」までウォーキングをしながら行ってきます。
それと、今晩は23時から渋谷の「Plug」でわが「Team Hi-Fi」によるDJイヴェントもあります、コンサート終了が22時ごろなので、忙しい夜になりそうです。明日はFM放送のため12時には会場入りなので、無理をしないよう気をつけたいと思います。