小僧comで連載中の「愛しのJazz Man」(毎週木曜日更新)ですが、8月は最終週(明日)が小僧comの都合で更新されないことになりました。こういうのはあんまり好きじゃないんですが、向こうにも事情があるんでしょう。これからはきちんと予定を守ってほしいと願いつつ、前回の総集編以降に発表した4回分(#006~#009)のダイジェストを順に載せておきます。
なお、全文をご覧になりたいかたは左側にあるバナーからも飛べますので、よろしくお願いいたします。
#006:Wynton Marsalis ウイントン・マルサリス(tp)
トランペッターのウイントン・マルサリスは、留学時代にアパートが隣同士だったこともあって仲がよかったミュージシャンのひとりだ。いまや「ジャズ@リンカーン・センター」のクリエイティヴ・ディレクターにして、国連の民間大使で、ピューリッツアー賞も受賞し、さらには世界中の大学から博士号を授与され、その数は50を超えるという。ジャズの世界から飛び出して、すっかりアメリカの文化人になってしまった。
全文は
https://www.kozocom.com/entertainment/music/a00006.html
#007:Wynton Marsalis ウイントン・マルサリス(tp)
お洒落なことでもウイントン・マルサリスはジャズの世界で有名だ。ジャズ・ミュージシャンには概してお洒落なひとが多い。だたし、たいていはそこそこの年齢に達してからのことである。若いときはお金もないし、多くはよれよれの格好をしている。それがジャズ・ミュージシャンらしくていいという考えもあるが、彼はそうしたスタイルを好まない。
全文は
https://www.kozocom.com/entertainment/music/a00007.html
#008:Branford Marsalis ブランフォード・マルサリス(ts、ss)
ぼくが知り合ったころ、弟のウイントンのアパートに居候を決め込んでいたのがサックス奏者のブランフォード・マルサリスだ。努力家のウイントンに対して、ブランフォードはどちらかといえばおっとりしたタイプである。暇さえあれば練習に余念のない弟に対し、兄は気が向かないと練習もしない。
全文は
https://www.kozocom.com/entertainment/music/a00008.html
009:Kenny Drew ケニー・ドリュー(p)
ケニー・ドリューはハード・バップ派のピアニストとして超一流の腕前を持っていた。めりはりの効いたタッチと程よいコード・ワークが絶妙なバランスを示し、どんな曲を弾いても彼は平均点以上の内容を聴かせてくれる。1960年代までは比較的不遇を託つていたが、1980年代以降は日本のレコード会社が個性に見合う作品を積極的に制作したことから、本来の実力を発揮するようになった。それ以前の作品は通好み、以後の作品は初心者向けといったところか。
全文は
http://www.kozocom.com/entertainment/music/a00009.html