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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

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2006-08-06 ストーンズ・イヴェント@THC
2006-08-06 ストーンズ・イヴェント@THC_e0021965_0161119.jpg 原宿の「トーキョーヒップスタークラブ」でストーンズのイヴェントをやってきました。この店は明治通りを渋谷から原宿に向かって進み、表参道との交差点のちょっと手前を左に入ったところにあります。
 ぼくが着いたときは、時間も遅かったので1階と2階がクローズしていて、イヴェント会場の3階にあるカフェだけが営業していました。ですから、どんな店だか全貌はわかりません。カフェはインドアのスペースとオープン・テラスとで構成されていて、それほど広くはありませんが、DJイヴェントやちょっとしたパーティをやるには手ごろな空間という印象でした。
2006-08-06 ストーンズ・イヴェント@THC_e0021965_0162651.jpg イヴェントといっても、特別に誰かが何かを紹介するというわけじゃありません。誰かがDJをやって、あとはたべっているというか、たむろしているだけで、いつものDJイヴェントと変わりはありません。何かのきっかけで楽しめればいいといった感じのひとが集まっていたんでしょうか。

 ぼくはストーンズ・フリークなので、こういうところに呼ばれればほいほいと出かけていきます。手元にあったストーンズやその周辺のひとたちのCDをかき集めて、45分回せばいいや、という感じでした。つまり、自分が楽しんじゃおうという魂胆です。
2006-08-06 ストーンズ・イヴェント@THC_e0021965_0164739.jpg DJはあくまでしろうとのお遊びですから、それでいいでしょう。お金をもらうなら、何か考えて回すかもしれませんが、ぼくはこれでお金をもらうつもりは一切ありません。というか、お金をもらうようなイヴェントには出ません。これは、あくまで遊びです。もちろん、もらえるほどの内容もありませんし。

 ひところは、張り切ってアナログを回していたこともあります。しかしレコード・ファンには、アナログを回すDJは向きません。だって、そばで踊られて針が飛ぶなんていうこともありますし、どうしてもディスクの扱いが雑になって、そこがぼくには我慢できないからです。
 それで思いました。DJにレコード好きがいるなんて嘘です。DJをやっているひとは、音楽は好きでしょうけれど、レコードは愛していないんじゃないかしら。DJをするために、レコードをコレクションしているひとはいると思いますが。
 レコード・コレクターとレコード好きは違います。ただし、両方を兼ね備えているひとはいます。ぼくもそのひとりです。レコードは雑に扱えません。そうした気持ちとDJをする行為とは相容れないものなんですね。ですから、このところはもっぱらCDを使っています。
2006-08-06 ストーンズ・イヴェント@THC_e0021965_0172726.jpg 格好から入るぼくとしては、本当はレコードを回したいところです。レコードのほうが面白いものがたくさんあるので、昨日もどうしようかと散々迷いました。しかし、やっぱりレコードに寄せる愛情に負けて、CDを持っていくことにしました。
 選んだ曲はこのようなものです。

【Songlist】
1. Brian Jones/55
2. Rolling Stones/19th Nervous Breakdown
3. Traffic/Paper Sun
4. Rolling stones/Paint It, Black
5. Jefferson Airplane/White Rabbit
6. Rolling Stones/It's Only Rock 'n' Roll
7. Bill Wyman's Rhythm King/Mojo Boogie
8. Rolling Stones/Street Fighting Man
9. Bill Wyman's Rhythm King/Spooky
10. Rolling Stones/Honky Tonk Woman
11. Rolling Stones/Jumpin' Jack Flash
12. Ron Wood/Seven Days

 次は12日に銀座で開くトーク・イヴェントです。こちらも選曲を済ませているので、これからの1週間はひたすら原稿を書きまくる予定です。
 相変わらず、ひとつが終わるとふたつみっつと別の原稿を頼まれる状況が続いていてありがたい限りです。これで雪だるま式に少しずつ仕事が増えていきます。でも、こういうのって必ずどこかで終わりますから、ここを乗り切れば何とかなるでしょう。
 ただし、仕事の依頼が来なくなったら来なくなったで寂しいですけどね。こういうのって人気商売みたいなものですから、そのうち飽きられてしまうのはわかっています。そうやってだんだん業界から遠ざかっていくことになるのがライターの宿命です。
 いつまでみなさんがぼくを必要としてくれているかです。そういうことも考えてみると面白いんですが、今日はやめておきましょう。
by jazz_ogawa | 2006-08-06 00:29 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(13)
Commented by forcek at 2006-08-06 21:18 x
小川さん、確かに人気商売は大変だと思いますが、しかし小川さんはその世界で20年以上もご活躍されているし(笑)その生きた経験や実績等は誰も真似できない事ですので、例えこの世の中にファンが一人になっても(まぁそんな事はありませんが笑)いつもの小川さんでミックやキースのように好きな事をトコトン突走ってください(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2006-08-07 00:15
forcekさん、本当にいつも勇気づけてくれてありがとうございます。まあ、他人任せの浮き草稼業ですから、これからも誰に媚びることなく好きにやっていきます。
Commented by .Double Fantasy at 2006-08-07 01:29 x
こんばんは~。マイルスのアルバムをそっとプレイヤーに乗せて、そのまろやかな音にもう感激の日々です。CDとレコードの違いに驚いています。だから、小川さんがDJにレコードは・・、というのは、よーくわかります。飛んじゃったりしたら、たいへ~んですものね(^^♪この頃つくづく、小川さんの根幹にある人生観(優しさや思いやりや情熱)が、人を紡ぐような気がしています。すがすがしく思います。そうありたい、と思います。本もとても楽しみにしていま~す(@^^)/~~~
Commented by jazz_ogawa at 2006-08-07 07:29
.Double Fantasyさん、コメントありがとうございます。
これまでなんとも感じていなかったんですが、数年前に病気をして以来、毎日きちんと生活できることに感謝するようになりました。病気をするとずいぶん考え方が変わるものですね。なんていうことを医者のぼくがいまごろ気づくなんて、情けないんですが。
Commented by yuriko at 2006-08-08 15:22 x
小川さん、Tシャツがまぶしいです!!針が飛んだら嫌だから2枚づつ買うなんてしてたら大変なことになりますもんね!!うちの男子は、DJではないのに2個買いを独身時代はしていたようです。が、今は禁止です。(笑)
12日楽しみにしています♪
Commented by jazz_ogawa at 2006-08-09 00:26
yurikoさん、これ、Buddy'sのイヴェントでもらったTシャツです。きつくて脱ぐのが大変でした(苦笑)。12日はよろしくお願いします。
Commented by yuriko at 2006-08-11 16:17 x
私は、ちゃっかり大きいサイズのをいただきました。スマイリーなイラストの!!
小川さんは、こういうピタTも似合います!!明日、よろしくお願いします。
Commented by jazz_ogawa at 2006-08-11 23:02
yurikoさん、こちらこそ明日はよろしく。
Commented by macabe at 2006-08-18 07:48 x
小川さん
おひさしぶりです。おげんきそうで、ぼくもちょっとげんきを分けていただいた気分です。

DJ/コレクター/レコード好きのお話、ほんとにそうだなあと思いました。
以前、とあるスクラッチ系のDJさんたちの日本最終戦(世界大会なので)を仕事で聴きにいったことがあるんですが、その大会を見てて思ったのもそのことでした。
ひとしきり日本の若い方々のプレイが続いたあと、日本代表を決める結果発表のその前に、ゲストで来ていた前年度の世界第一位のひと(イギリス人?)が妙技を披露するという場面があったんですが…、
彼は、10分くらいかな、これからまわすレコードのラベルの位置をひとつひとつ再確認し、トレース針の角度をじっくり調整し、モニターのかえりについてPAさんに手ぶりで注文をくりかえし…、
そんななかで、彼は手にとったレコードの一枚ずつをとても丁寧にクリーニングしていくんです。反りなども確認しながら、すでに妖しいひかりを放ってる盤面の、わずかな埃もそっと息をふきかけてはらっていきながら。
Commented by macabe at 2006-08-18 07:52 x
音を発するということに宛ててのそういう繊細な姿勢はごくあたりまえのことのようにも思うんですが、実は彼のそんなしぐさが図らずも示してしまったことは、
そんなふうにレコードを気遣うしぐさが、最終戦に勝ち残った日本の方々には…、見られなかったということでした。
そうしてしばし待たされた後にはじまった彼の演奏を聴くと、彼のそんなレコードそのものへの思いが見事なくらいに、音に、発音に、音楽に反映していました。

レコードとともにある、音とともにあるってどういうことなのか、
もちろんさんざん擦するわけですから<溝>は壊滅的なダメージを受けてるに違いないんですが(笑)、
でも、それでもそんなふうにクリーニングしていく、あのレコード一枚ずつへの気遣いをもったそのおなじ<手>が擦すってると思うだけでも
彼の<音楽>に宛てたしぐさというものが聴きとれる気がしました。

長文失礼いたしましたが、小川さんのお話を読んでて、(彼の)そんな<しぐさ>を思いだしました。
こんどの駒場のイベントにはお伺いするつもりでいますので、どうぞよろしくお願いしますね。
Commented by jazz_ogawa at 2006-08-18 08:57
macabeさん。ご無沙汰です。そのDJの気持ち、すごくわかります。もちろん日本のDJも音楽が大好きだからこそDJをやっているんでしょう。それをどうこう言うつもりはまったくありません。ただ、ぼくはやっぱりレコード盤(どんな駄盤でも)を粗雑には扱えません。それと同じで、WHOは大好きなバンドなんですが、ピート・タウンゼントが最後にギターを破壊するシーンをぼくは直視できません。あれまた、どんなに安いギターでもぼくは嫌なんです。絶対に自分にはああいうことはできないですし。
Commented by kiku at 2006-08-19 10:39 x
小川さん、おはようございます。僕もレコード盤を粗雑に扱うことができません。それから、ミュージシャンがギターを破壊する行為も嫌いです。そんなシーンが出てくるととたんに興ざめしてしまいます。ライブパフォーマンスとしては盛り上がるかもしれないし、そのミュージシャンにとって何かしかの主張があってのことかもしれませんが、「ギターを壊せてしまう」といった感覚に疑問を感じてしまうのです。ランディ・ローズ(故人)というギタリストは、自分のギターを製作してもらうときに板をカッティングする工程を見せられ、「ギターが出来上がっていくところを見たくない」と言って蒼ざめて出て行ってしまったというエピソードがあります。彼にとってギターというものはそのくらい神聖なものであったのでしょう。
Commented by jazz_ogawa at 2006-08-19 13:58
kikuさん、まったく同感です。ピート・タウンゼントもそうですが、ギターをステージで燃やしてしまったジミ・ヘンドリックスの行為にも抵抗を感じています。彼らの音楽は大好きですし、その偉大さに変わりはないのですが。ただ、個人的にそういう場面には嫌悪感をもよおすということです。
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