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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2006-05-04 本日のお買い物
①『The Beatles/The Capitol Albums Vol.2』(Capitol)
2006-05-04 本日のお買い物_e0021965_755153.jpg ビートルズのアメリカ盤ボックス・セットですが、初回プレスはモノラル・ミックスがステレオ・ミックスの流用だったことから回収されるという話を聞きました。普通なら不良品を掴まされたことになって怒るところなんでしょうが、ぼくは大喜びです。なぜかといえば、回収されればそれだけ希少価値が高まるからです。コレクターの悲しい性です。
 で、当然訂正盤も買わなくてはなりません。お陰で散在はしますが、集めるものが増えて、これまた大喜びです。ところが、マンハッタンにある目ぼしいレコード店を回っても回収されている気配はありません。唯一、タワー・レコードだけが写真のように「Corrected Version」のステッカーを貼っていましたが、そのほかの大型店にしろ安売り店にしろ、チェックしてみると、いまだに初回盤が店頭に並んでいました。
 ということは、レコード会社はおそらく回収していないんでしょう。小売店やコンシューマーからクレームが来れば交換するけれど、そうでなければ放っておくという考えのようです。残念ながらブッチャー・カヴァーのようなことにはなりそうもありません。
 しかし、気になることがひとつ。今回もボックス・セットには2種類があって、ひとつは通常のロング・ボックスでもうひとつが正方形のボックスです。タワーにあったのはロング・ボックスだけで、正方形のボックスは入荷するかどうかわからないとのことでした。
 『Vol.1』のときもこの正方形のボックスはわずかしか作られませんでした。今回は大量に出回っていますが、わざわざ2種類作る必要性はないので、こちらは訂正盤が作られないかもしれません。そこがどうなるのか、とても気になるところです。
 この初回盤と訂正盤の見分け方は簡単です。黄色いステッカーの一番下に小さくバー・コードのナンバーが印刷されています。その末尾に「SK1」と書かれていれば、これが訂正盤です。

②『Bruce Springsteen/We Shall Over Come The Seeger Sessions』(Sony)
2006-05-04 本日のお買い物_e0021965_761181.jpg これはセント・マークス・プレイスの「Sounds」で買いました。デュアル・ディスクです。日本ではデュアル・ディスクのフォーマットで発売された商品はないと思いますが、ぼくはいまこのフォーマットが大変気に入っています。マイルスの『カインド・オブ・ブルー』とか、リンゴ・スターの新作などにデュアル・ディスクがあります。
 デュアル・ディスクとは、片面がCDで片面がDVDになったものです。DVDサイドは、たいていの場合、CDに収められた全曲(音質の向上が図られている)に映像とか写真とかインタビューとかを加えています。この作品では「Entire Album In PCM Stereo」、「Exclusive Film About The Recording Of The Album」、「Artist Commentary」の3種類が収録されています。
 4月29日のブログで紹介しましたが、ニューヨークに着いた日に買ったスティーヴ・ウィンウッドの作品もデュアル・ディスクで、しかももう1枚、通常のCDもついた2枚組でした。そちらは中古で10ドル、ボスのこのCDは新品で13ドルです。リテイル・プライスは23ドルですから10ドルも安くなっています。もっともリテイル・プライスで売る店はまずありません。タワーで20ドルくらいでしょうか。
 この作品、とても気に入っています。ジャケットからしてディランの『ベースメント・テープ』みたいで最高です。ピート・シーガーのことも書きたいので、日本に帰ってから改めて紹介したいと思います。

③『Marvin Gaye/The Real Thing』(Motown)
2006-05-04 本日のお買い物_e0021965_762930.jpg すでに日本にいたときから店頭で見かけていましたが、東京にいる間は時間がなくて観れないと思い買いませんでした。このDVDにはCDとセットになっているものやリージョン・フリーのヴァージョンとか何種類かあるようですが、買ったのはリージョナル・コードが1のものです。10ドルでマーヴィン・ゲイのビデオ・クリップが16曲も観られるのですから安いものです。
 彼のことが好きになったのは1960年代の半ばごろで、当時はタミ・テレルとのデュオで人気を集めていました。スーパースターになるのはその後です。ぼくはそれ以前のマーヴィン・ゲイが好きで、「ホワッツ・ゴーイン・オン」以降は、個人的にはどうでもいいと思っています。16曲中の半数がそれ以前のパフォーマンスなので、そこがこのDVDのいいところです。

 ということで、今日はここまで。今晩はケニー・ギャレットのライヴを観に行ってきます。
by jazz_ogawa | 2006-05-05 07:12 | NY Mapができるまで | Trackback(1) | Comments(3)
Tracked from 通販 at 2006-05-05 11:44
タイトル : 通販
通販... more
Commented by yuriko at 2006-05-05 10:08 x
デュアル・ディスクとはそういうものだったのですね~。勉強になりました。マーヴィン・ゲイのものいいですね~!!「ホワッツ・ゴーイン・オン」しか知らないかも知れません。(^-^;)
ケニーギャレットの報告を楽しみにしています♪
Commented by forcek at 2006-05-05 13:17 x
小川さん、マーヴィン・ゲイは10ドルですかーまだ買ってないんですが、こっちだと倍以上ですよねー何かイヤになりますね(笑)後、スタックス・コンサートの「ワッツタックス」もDVDでほしいのですが、リージョン2の国内版で日本だと3980円もします、NYなら10ドルくらいですかねー悲しい現実ですねー(笑)デュアル・ディスクはいいですね、JAZZ系は(マイルス以外も)結構あるのでしょうかー
Commented by jazz_ogawa at 2006-05-05 14:14
yurikoさん、forcekさん、コメントありがとうございます。マーヴィン・ゲイの映像がこれだけまとまっていて10ドルはありがたいです。DVDはやはりアメリカのほうが安いですよね。リージョン・フリーのプレイヤーがあれば、Amazonでアメリカ盤も安く手に入りますから、それを利用したほうがいいですね。
デュアル・ディスクでジャズ系はまだほとんどないみたいです。『Kind Of Blue』では、ハービー・ハンコックのインタビューなどが見られます。これも以前「Sounds」で9ドルで買いました。
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