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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャズメン、ジャズを聴く」

「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2023-10-24 Anita O’Day
1975.6.21 Anita O’Day 六本木ミスティ

2023-10-24 Anita O’Day_e0021965_23433990.jpeg

アニタは白人女性シンガーでいちばん好きなひと。前回の来日が63年だから、このときは観ていない。ようやく実現した2回目の来日。コンサート・ホールよりは通い慣れたミスティで観るのがいちばん。ということで、ピアノの脇でライヴを楽しむことができた。

Anita is my favorite white female singer. The last time she came to Japan was in 1963, so I did not see her at that time. This was her second visit to Japan. It was best to see her at Misty, which I am used to, rather than at a concert hall. So, I was able to enjoy the live performance by the piano.

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『伝説のライヴ・イン・ジャパン 記憶と記録でひもとくジャズ史』よりhttps://amzn.asia/d/bVUdQzg

2023-10-24 Anita O’Day_e0021965_23453076.jpeg

『アニタ・オデイ・ライヴ・イン・トーキョー 1975』(LP)
トリオ・レコード/Trio PA 7140
URLなし

[Side One]
① ウェイヴ [テーマ](アントニオ・カルロス・ジョビン)2:35
② ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(コール・ポーター)2:26
③ ハニーサックル・ローズ(アンディ・ラザフ、ファッツ・ウォーラー)5:15
④ ア・ソング・フォー・ユー(レオン・ラッセル)3:05
⑤ イグザクトリー・ライク・ユー(ドロシー・フィールズ、ジミー・マクヒュー)4:20
⑥ ス・ワンダフル/ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー(アイラ・ガーシュウィン、ジョージ・ガーシュウィン)5:12

[Side Two]
⑦ アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー(コール・ポーター)2:40
⑧ 言い出しかねて(アイラ・ガーシュウィン、ヴァーノン・デューク)6:02
⑨ アニタズ・ブルース(アニタ・オデイ)5:39
⑩ スウィート・ジョージア・ブラウン(ケネス・ケイシー、ベン・バーニー&メセオ・ピンカード)5:57
⑪ 二人でお茶を/ウェイヴ [テーマ](アーヴィン・シーザー、ヴィンセント・ユーマンス/アントニオ・カルロス・ジョビン)3:02

アニタ・オデイ(vo) メリル・フーヴァー(p) ジョージ・モロウ(b) ジョン・プール(ds)
1975年6月19日 東京・芝「東京郵便貯金ホール」で実況録音

 アニタ・オデイが日本のレコード会社のために新作を録音した――この朗報が届けられたのは1975年春のこと。彼女はトリオ・レコードのオファーを受け、その年の4月25日にハリウッドで久々の吹き込みを行なう。それが『アニタ 1975』だ。そしてこのアルバムを引っ提げ、日本にやって来る。
 滞日中にトリオ・レコードは2種類の作品を制作している。ライヴ・レコーディングが本作で、ツアーを終えたあとにスタジオで録音したのが『マイ・シップ』[231]だ。どちらも彼女が連れてきたピアノ・トリオとの共演である。
 アニタは50年代から60年代にかけて最高峰の白人女性ジャズ・シンガーだった。その後にしばしの活動休止期間があって、70年にカムバック。そして75年に、63年以来([042][043])となる2回目の来日を果たす。
 しばらくぶりに聴く生の声は、全盛期に比べれば衰えが隠せない。かつてのように奔放なフェイクをしても、自在に操れないし、大胆なスキャットも中途半端だ。それでも、思うように声が出せなくなったビリー・ホリデイ同様、アニタの歌にも胸を打つものがある。それを実感したのがこのときだ。
 彼女は生粋のライヴ・パフォーマーである。予定調和の歌はない。アドリブ・プレイヤーと同じだ。このスタイルに、聴くものが共感を覚える。全盛期の勢いにはおよばないものの、ジャズ・スピリットは健在だ。ここにジャズ・ヴォーカルの真髄がある。
 いまだ奔放なシンガーであることは、テーマ曲にしていたオープニングの〈ウェイヴ〉から明らかだ。〈ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ〉や〈イグザクトリー・ライク・ユー〉でのフェイクとスキャットを混ぜ合わせた歌唱はかつての片鱗をうかがわせる。
 最高の時代を知っているファンは物足りないかもしれない。それでも、アニタは他の追随を許さない。独特のフェイクとアップ・テンポの曲でも悠然とメロディを歌う。レオン・ラッセルのヒット曲〈ア・ソング・フォー・ユー〉をアニタ節でしっとりと聴かせる。そこが彼女らしい。
 ジャズ・ヴォーカルの奥深さを感じさせるこの作品は、自身が設立したEmily Recordsから78年にアメリカで発売され、日本では94年に『ライヴ・イン・トーキョー~ハニーサックル・ローズ』のタイトルでヴィーナスがCD化している。
 なお、ツアーに同行したベーシストのジョージ・モロウはマックス・ローチ(ds)とクリフォード・ブラウン(tp)が結成していた歴史的クインテットのメンバーである。

by jazz_ogawa | 2023-10-23 23:42 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(0)
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