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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2006-02-14 ジム・ホール&ジェフ・キーザー
 ジム・ホールは大学時代に散々コピーしたギタリストです。彼のナチュラルなサウンドの魅了されたと言えばいいでしょうか? ほかにもバーニ・ケッセル、ケニー・バレル、タル・ファーロウ、ウエス・モンゴメリー、グラント・グリーンなんかが好きなギタリストでした。その中で一番コピーしたのがホールで、次がファーロウかもしれません。
 そのホールがジェフ・キーザーとブルーノートに出演している初日のステージを、昨日は平野啓一郎さんと観てきました。ここしばらく彼のライヴは聴いていなかったんで、高齢ということもあり、内心は「どうなんだろう?」とちょっと心配でした。
 しかしステージに登場したホールは、ルックス的にもこの10年ほど変わっていない感じで、それほど老け込んだようには思えませんでした。75歳になる彼ですが、いつものようにボタンダウンのシャツにネクタイ、それにベストを羽織り、椅子にすわることなく立ったまま1時間以上にわたってじっくりと演奏を聴かせてくれました。

e0021965_071583.jpg 今回は、いまや中堅の仲間入りを果したピアニストのジェフ・キーザーとデュエットです。ピアニストとのデュエットと言えば、ビル・エヴァンスと組んだ『アンダーカレント』が有名です。40年以上も前に吹き込まれた傑作ですが、そのときのホールと昨日の彼と、ギターを弾く上でのアプローチがまったく変わっていないことに驚きました。
 昔からホールは音色をとても大切にしてきたギタリストです。以前、彼にインタビューしたとき、「自分はアンプリファイアード・アコースティック・ギタリストだ」と語ってくれたことを思い出します。アンプにつないでいても、最低限の音量しかホールは出しません。ギターのナチュラルな音色を損ないたくない、というのが理由です。
 そう言えば10年ほど前に『アンダーカレント』が再発売された際、ライナーノーツを書いたのがぼくでした。そこでも同じようなことに触れたと思います。いま売られているCDにぼくのライナーが使われているかどうかは知りませんが、ホールのプレイを聴いていつも見習いたくなるのがその音に対するこだわりです。

 ジェフ・キーザーも俊英と騒がれた時代から、いい音でピアノを弾くプレイヤーでした。だからホールは彼を選んだのでしょう。キーザーはこの日、ほんの少しだけ日本語でMCをしてみせました。彼は日本人の女性を結婚して、いまは知りませんが、横浜の先のほうに住んでいました。そのお宅に以前お邪魔したことがあります。あそこにまだ住んでいるんでしょうか?
 そんなキーザーですから、日本語もそこそこ話せるようです。それで、これは彼のリクエストだと思いますが、坂本龍一の「美貌の青空」も途中で演奏されました。そう言えば、ジェフ・キーザーのごくごく初期のライヴをぼくは聴いているんですね。1989年のことです。
 このときは、ニューヨークの「バードランド」にロイ・ハーグローヴを聴きに行きました。そのバンドでピアノを弾いていたのがキーザーでした。そのときのことを彼の『ヒア&ナウ』のライナーンノーツに書いたことがあります。ちょっと引用してみましょう。

e0021965_031762.jpg ハーグローヴとは面識があったので、バーに腰掛けて何となく近況を聞いていた。そこにやってきたのがキーザーである。聞けばふたりはバークリー音楽大学でルームメイトの関係にあるという。しかも彼らにとって、このときが初めて自分たち名義でやるニューヨークのライヴということだった。
 この夜のライヴは、ロイ・ハーグローヴ=ジェフ・キーザー・クインテットによるもので、他のメンバーはラルフ・ムーア、ウォルター・ブッカー、ジミー・コブというもの。キーザーはこの時点で18歳の大学1年生である。あどけなさを残したふたりが、初めてのニューヨーク・ライヴでどのような演奏を聴かせるのか、少々の不安と共に大きな興味を覚えた出会いだった。
 しかしステージが始まるや、そんな不安が顔を覗かせる余裕も与えないほど演奏には見事なものがあった。中堅、あるいはヴェテラン・ミュージシャンに囲まれ、ふたりが自由かつ奔放なプレイを披露したのである。

 長くなるのでこのくらいでやめますが、あれから17年近くが経っていたんですね。ライヴを観ながらいろいろと思い出していました。

 ところで大失敗をひとつ。昨日は、「ブルーノート」で食事もしたのですが、繊細な音にこだわっているふたりが演奏していたため、音を立てないように食べるのが大変でした。とくにサラダは駄目ですね。レタスやクルトンを噛むと、しゃきしゃきと音がしますから。スモークト・サーモンやパスタは大丈夫でしたが、サラダで隣のカップルに迷惑をかけたかもしれません。どなたか存じ上げませんが、くれぐれもご容赦のほどを。

 最後に宣伝です。今週の土曜日に駒場東大前の「ORCHARDバー」で「ONGAKUゼミナール」を開催します。今回はローリング・ストーンズです。詳細は今月の「Works & Information」をご覧下さい。
by jazz_ogawa | 2006-02-14 23:59 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(7)
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Commented by itabashi_1 at 2006-02-15 09:17 x
小川さん、おはようございます。素敵なライブのようで良かったですね。小川さんは随分シブどころというかJAZZギターの大御所をたくさん聴かれたり勉強されたりなさったんですね。「メロディがあれば指はついていく?・・」なんて事を聞いたか読んだかしたことがあります。もったいない?ことで小川さんもギターを(密かに)再会なさったらいかでしょうか。
『アンダーカレント』は昔ジャズ喫茶でジャケットデザインと共に魅せられた記憶があります。
かねがねお会いしてお話盛り上がりたく「ORCHARDバー」の{ONGAKUゼミナール」にはぜひ馳せ参じたいのですが流動的な部分がございまして・・その節はよろしくお願いいたします。
Commented by kanami at 2006-02-15 21:39 x
また平野さんと行かれたのですね~。うらやましいわ♪
そうそう、かなみ茶房成功しました!
18日のイベント、うかがいます^^
Commented by forcek at 2006-02-15 22:23 x
あっ来てますよね、バレンタインにジム・ホールはなんとも洒落ていていいですねー俺も大好きなギターリストなので1度生で聴いてみたかったですが、小川さん多少の雑音ならエバンスのアルバムではないですが(コップが擦れる音や微かな話声も味になりますからね)ああなればありですよねー(笑)。土曜の「ONGAKUゼミナール」に是非行きたいのですが20日まで締め切りの仕事があり微妙なところです、行けた際にはよろしくお願いします。
Commented by jazz_ogawa at 2006-02-15 23:03
itabashi_1さん、「ORCHARDバー」はこじんまりした気さくなバーです。お時間があればぜひお越し下さい。
Commented by jazz_ogawa at 2006-02-15 23:11
kanamiさん、かなみ茶屋の成功、本当によかったですね。18日はよろしくお願い致します。
Commented by jazz_ogawa at 2006-02-15 23:14
forcekさん、ぼくも「ヴァンガード」のノイズを思い出しましたが、やっぱり音は立てづらいですよね。でも、あのグラスの音はたしかにある意味で味わいに繋がっていますね。ただお喋りはちょっと、という感じですが。18日、時間があればぜひいらしてください。
Commented by t_gomez at 2006-02-17 23:20 x
「ONGAKUゼミナール」会場のOrchard Barでは、当日ストーンズ関連グッズを着用の方に、スペシャルプレゼントがあるらしいです。
ぜひ皆さんベロTシャツなどできっちり決めてきてください。Orchard Barの地図は下記サイトでどうぞ。
http://www.orchardweb.jp/
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