
現在発売中の月刊プレイボーイですが、ジョン・コルトレーンの大特集を組んでいます。表紙はブルーノートから出た『ブルー・トレイン』に使われた写真ですから、見ればすぐにわかると思います。監修は中山康樹さんです。
そして、この号にはぼくが監修した40ページの別冊付録「小川隆夫のジャズで歩くニューヨーク完全ガイド」がついています。先に発売した「マンハッタン・ジャズ・カタログ」のダイジェスト版です。内容はここを参照してください。
http://m-playboy.shueisha.co.jp/supplement/index.html
雑誌が雑誌ですから、書店で立ち読みは憚れるかもしれません。でも勇気があれば、ぱらぱらとめくってみてください。本誌の特集は最初のほうに掲載されていますし、別冊付録は中ほどに挟まれています。別冊付録は注意して抜き出してください。思いっきり真ん中あたりを開くと、ちょっと恥ずかしい思いをするでしょうから。

月刊プレイボーイは編集部に音楽好きのひとがいて、お陰でこれまでにジョン・レノン、ブルーノート、ビル・エヴァンスなどの特集や、ソニー・ロリンズの自宅インタビューをさせてもらいました。それで初めて知ったことですが、ジャズ特集やジョンの特集の表紙は、アメリカのプレイボーイ本社からクレームがついたようです。プレイボーイの規則によれば、表紙を飾るのは女性に限られているそうです。

ブルーノート特集のときは『クール・ストラッティン』のジャケットに使われた写真を用いたため、難を逃れました(女性の足が写っていたから)。ジョン・レノンの特集では、ジョンの顔写真の目玉をバニーにすることで切り抜けました。しかし、今回はコルトレーンがサックスを抱えた写真です。
これで日本版の編集長は始末書を出すことになるかもしれません。しかし、こういうルール破り、ぼくは大好きです。ジャズは反体制の音楽なんですから、少しくらい遊びの精神がある悪さをしたっていいじゃないですか。女性の写真じゃないと売り上げが落ちる。こういう考えは、いまの時代にも通じるんでしょうか? そうだとするなら、ぼくはなんだか情けなく思います。
ところで、明日はその「マンハッタン・ジャズ・カタログ」と連動した形の講座を新宿の「朝日カルチャー・センター」で行ないます。当日の飛び込みも大歓迎です。昼の1時から1時間半、どっぷりとマンハッタンのジャズに浸ってみたい方はぜひご参加下さい。申し込み先などはカテゴリーの「Works & Information」に書いてあります。