
今年最後の「ONゼミ」でしたが、いつもより参加者が少なくてちょっと残念。でもぼくの集客力を考えればそんなものでしょう。年末のお忙しい中、ご参加くださったみなさんには本当にありがとうございましたと申し上げます。

今回のテーマは、ぼくにとっては懐かしのカレッジ・フォーク&カレッジ・ポップス。同窓生が何人か来てくれたので彼女・彼らにとっても懐かしかったのでは?
それにしてもなんとのどかな歌が多かったことか。時代はヴェトナム反戦や学生運動が真っ盛り。しかしこうした歌をうたって青春を謳歌していた学生も東京周辺にはたくさんいました。ぼくも典型的なノンポリ。学生運動を横目で観て、「そんなことで革命ができるわけないじゃん」と醒めていました。
でも新宿西口の反戦フォーク集会には行きました。ぼくの場合は音楽を聴くのが目的。新宿騒乱の日も近くにいて命からがら逃げてきましたっけ。世の中が変革を求めていた時代でした。だからこそぼくも音楽にのめり込めたんでしょう。
それでも今回聴いた当時のヒット曲はノー天気なものばかり。なんだかこれだけでは物足りない気分だったので、予定の曲が終わったところで、関西フォークも何曲か聴いてもらいました。
「自衛隊に入ろう」「教訓 I」「それで自由になったのかい」。
今回聴いた24曲とこれら3曲の差。関東と関西の若者の世の中に対する認識の違いもさることながら、彼らを集めてコンサートを開いていた音楽団体が抱いていた社会意識の差にも由来していたように思っています。そんなことを話しながらのイヴェントになりました。

こうなるとそのうち関西フォーク特集もやりたいのですが、暗い曲が多いから、やっていて落ち込むかも。URCをきちんと紹介するのもいいと思うんですけど。でもやっぱり今回と同じでひとは集まらないでしょう(苦笑)。

さて、これで今年の「ONGAKUゼミナール」はすべて終了。好き勝手にやらせてもらっているイヴェントにご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いします。
【今後の「ONGAKUゼミナール」】

1月17日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第35回:さまざまな鍵盤楽器で聴くジャズ)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
またはコクチーズ
http://kokucheese.com/event/index/240366/まで。
鍵盤楽器の花形はピアノですが、そのほかにもさまざまな鍵盤楽器が存在します。オルガン、ハープシコード、チェンバロ、電気ピアノ、シンセサイザーなど、ピアノ以前のものから最新のものまで、そうした鍵盤楽器を用いたジャズを今回は楽しんでみたいと思います。

1月31日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~トーク・ライヴ』(第8回:ゲスト=クリヤ・マコト プレイズ・スーパー・スタンダード)
@代官山「Lezard(レザール)」 渋谷区猿楽町2-5 2F(03-3496-1374)
開場:18:30 開演:19:00 会費:4000円(フリー・ドリンク)
ご予約・お問い合わせ:お店までお電話、
またはコクチーズ
http://kokucheese.com/event/index/240368/まで。
第8回のゲストは、いまヨーロッパを中心に世界で活躍するピアニスト、クリヤ・マコトさん。多くのアーティストの音楽プロデューサーや映画の音楽監督を務める等、ジャズ以外の分野でも意欲的に活動されています。そんなクリヤさんから小川隆夫がどんな演奏と話を引き出すか、どうぞお楽しみに。