
昨日、観てきました。満員でしたし追加公演もあるので、いまだ人気衰えずですね。

今回は名作『こわれもの』と『危機』の全曲演奏というコンサート。
休憩なしで、前半が『こわれもの」、その後に新作から2曲を披露して、そのまま『危機』に突入。そしてアンコールという構成。
誘ってくれた友人とコンサート後に話したんですが、「中盤の新曲は不要」で意見は一致。この友人はぼくより30歳ちかく若いひとですが、学生時代はプログレのバンドをやっていたとか。昨日も、会場に来る前に「ラウンドアバウト」とかを弾いてみたら、なんとか覚えていたというか素晴らしい。
イエスは41年前の初来日時に「厚生年金会館」と「共立講堂」のコンサートに行きました。2回も行ったということは、当時かなり好きだったんですね。たしかコンサート名が「Clise To The Edge Tour」だったと記憶しています。リック・ウェイクマンとスティーヴ・ハウに圧倒されました。

手元にあるCD以外にも、国内盤、英国盤、US盤のLPが倉庫に眠っているはずです。

今回はリック・ウェイクマンもジョン・アンダーソンもいませんが、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、アラン・ホワイトは健在。
ジョン・アンダーソンの穴をジョン・デイヴィソンがどう埋めるか、ちょっとお軽い印象もありましたが、まあ無難にこなしたかなといった感じ。
ぼくの席はスティーヴ・ハウの斜め上だったので、ほとんど彼のプレイを観ていました。演奏も構成もかなり複雑ですが、それらを軽々とこなしてしまうところはさすが。やれば難しいけれど、観ていると簡単そう。そういうのが本当はすごいんでしょうね。
聴いていて思ったんですが、イエスの曲はキャッチーなメロディや仕掛けのフレーズが多いですね。プログレといっても、ピンク・フロイドやキング・クリムゾンのように壮大な曲ではなく、1曲1曲が比較的短く、構成もメロディも親しみやすい。組曲風アルバムではあるんですが、そこが聴きやすいところかしら。

昨日のコンサートはネットで配信されているとか。これも時代の流れですね。
【出演メンバー】
Steve Howe(g, vo)
Chris Squire(b, vo)
Alan White(ds)
Geoff Downes(key)
Jon Davison(vo, perc)
2014年11月25日 「東京ドームシティホール」