
先ほど「Jazz Conversation」は4年9ヶ月の放送に幕を閉じました。
最初はあまり気乗りしていなかったんですが、終わってみると「やってよかった」との思いでいっぱいになりました。リスナーのみなさま、本当にありがとうございました。
また今回の終了にあたり、多くの方から惜しむ声が寄せられたことに、驚きとともに感謝の気持ちを強く覚えています。今日のTweetも全部目を通しました。涙が出るほどうれしいです。局に寄せられたメールは後日、読ませていただきます。

それはそれとして、昨日は銀座の「le sept」で「ONGAKUゼミナール」をやってきました。前回はちょっと空席もありましたが、今回は満席で、こちらもありがたい限りです。ご参加下さったみなさまに感謝です。

今回のテーマは「マウント・フジ・ジャズ・フェスティヴァル」。

このフェスティヴァルに運営面で重要なお仕事をしていた菱沼妙子さん(名前出しちゃったけど大丈夫?)がフラリと参加してくれました。たまたまぼくのとなりの席しか空いていなかったので、サプライズ・ゲストとして途中から加わってもらうことに。ぼくの話だけでは足りない部分を、裏話まで含めて語っていただきました。参加して下さったみなさんも楽しんでいただけたのではないでしょうか。

そうそう、今回も岩崎泰三さんが淹れてくれたコーヒー、いただきました。「le sept」でのイヴェントではこれも楽しみのひとつです。

ラジオは終わりましたが、「ONGAKUゼミナール」はこれからもやっていきます。ひとが来てくれれば、ですけど。
それで今後の予定です。存続がかかっていますので、興味のある方はぜひお越し下さい。
【今後の「ONGAKUゼミナール」】

10月18日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽シリーズ 第24回:映画音楽~洋画編』
@渋谷百軒店(ひゃっけんだな)「PANAMA JOE's」 渋谷区道玄坂2-19-1(03-3461-9047)
開場:17:30 開演:18:00 会費:2500円(1ドリンク付き)
映画に音楽はつきもの。とくに1960年代の日本では映画音楽が高い人気を誇っていました。ヘンリー・マンシーニ、クロード・ルルーシュ、バート・バカラックたちが書いた映画音楽の数々。あるいは『卒業』、『明日に向かって撃て』、『007シリーズ』など、シーンと音楽を一緒に記憶している作品も数多くあります。
音楽少年だった小川隆夫は同じくらい映画少年でもありました。次回は思い出がいっぱいつまった映画について語りながら、その音楽に触れたいと思います。

10月25日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール@西船橋 vol.5』(秋に聴くボサノヴァ)
@「Ten & Half Cafe+」 千葉県船橋市本郷町421-2 1階(047-711-1911)
開場:15:30 開演:16:00 会費2500円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
西船橋の「Ten & Half Cafe+」では日本が世界に誇るボサノヴァ・アーティストの中村善郎さんがアコースティック生ライヴを定期的に開催しているお店でもあります。
そこで今回は、小川隆夫が選ぶボサノヴァの名曲を代表的なアーティストによる演奏や歌で楽しみたいと思います。初期のアーティストから最近のアーティストまで。秋の午後に相応しい雰囲気の選曲でボサノヴァの素晴らしさを味わっていただければと思っています。

11月15日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第34回:古今東西ピアノ・トリオ聴き比べ)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
ジャズでもっとも人気の高い編成がピアノ・トリオです。それだけに、これまで数多くの名ピアノ・トリオが登場し、ピアノ・トリオの名盤もいろいろとあります。
今回は日本を代表するピアノ・トリオによる演奏を前半に、諸外国のピアノ・トリオによる演奏を後半に特集し、みなさんとさまざまなピアノ・トリオを楽しみたいと思います。
今回も岩崎泰三さんによる美味しいコーヒーも楽しめます。

11月29日(土) 『小川隆夫と聴くザ・ビートルズ UKオリジナルLP vs 2014 MONO BOX』
@ 銀座「Blue Eyes」 中央区銀座1-20-15 前田山陽ビルB1(03-3564ー4155)http://www.miles5.co.jp/
開場:13:00 開演:14:00 会費:2000円(+1ドリンクオーダー)
ご予約・お問い合わせ:お店までお電話、
相変わらずとどまることを知らないビートルズのアルバム発売。今回は9月に出たモノナルLPと英国プレスのオリジナルLPを聴き比べます。
小川隆夫秘蔵のブラック・パーロフォンをはじめとしたオリジナルLPと2014年リマスター盤のどちらが音質的に優れているのか。あるいはどこがどう違うのか。最良の音質が再現できるレーザー・ターンテーブルを使用しての聴き比べを通し、これまでとは違うビートルズ体験ができるかもしれません。