
長い間、ご愛聴ありがとうございました。今度の日曜日の放送で4年9ヶ月続いた「Jazz Conversation」は終了します。
短いようで長かったかな? いろいろな出会いや再会があって、ぼくとしては満足の5年弱でした。感無量です。

最終回はマイルスの命日と重なるため、もともと考えていたことですが2時間丸ごとマイルス特集。最終回にちなんだ特別なことはやりません。予定通りの内容というのがぼくらしくていいでしょ?
ということでこんな内容になります。
Jazz Conversation #241(2014.9.28.放送)
①【18:00:(マイルス・ラヴ~パート1)】
②【18:30:マイルス・デイヴィスの真実(第214回:ロング・グッドバイの前に)】
③【19:00:Meet The Star(第179回:ウエイン・ショーター)~tape archives #4】
④【19:30:(マイルス・ラヴ~パート2)】


特集ではぼくの好きなマイルスの演奏を年代とかスタイルに関係なく思いつくまま聴いていこうと思っています。どこまで聴けるかな? といったところです。
「マイルス・デイヴィスの真実」は、長期療養に入るところまでで終了します。区切りがいいといえばいいでしょう。未発表演奏もかけます。

そして「ミート・ザ・スター」はこの日のために温存しておいた1992年のインタヴュー・テープを用いて、「ウエイン・ショーターが語るマイルスのラスト・デイズ」といった内容になります。
すべてが中途半端というか途中で終わってしまいます。やり足りないところも多々あります。でもこういうものはキリがないですから、そろそろ潮時かな、と。始めがあれば終わりもあるさ、です。いつか終わることは、番組を始めるときに意識していましたし。

この間、メールやツイートなどで多くの方から励ましのお言葉をいただきました。本当にありがたく思っています。
いただいたメッセージは大切な財産です。こんな体験ができた幸せにどうお応えすればいいのか。人生の終盤に入っての得難い体験。さまざまな意味で感謝しないとね。

ということで番組は終わりますが、ぼくは相変わらずの生活をしていきます。これからもよろしくお願いします。