
一昨日の平戸祐介さんとのトーク&ライヴ、おかげさまで多くの方に来ていただきました。お越し下さったみなさん、ありがとうございました。
前半はトークが盛り上がってしまい、というかぼくが喋りすぎてしまったんですけれど、時間超過で予定していた曲を1曲カット。

それはそれとして、平戸さんのソロ・ピアノ、実によかったです。クオシモードでの平戸さんも最高ですが、ソロでは彼のジャズ・スピリットが全開。やはり基礎がキチンとしているひとは違う。そう強く思った次第です。

「スピーク・ノー・イーヴル」「リトル・ビーズ・ポエム」「リコーダ・ミー」「クレオパトラの夢」「ニカズ・ドリーム」「モーニン」といったブルーノートを代表する名曲から、スタンダードの「ボディ&ソウル」や「ダーン・ザット・ドリーム」など、平戸さんの選曲も楽しいものばかり。

このイヴェントでぼくが理想としているのは楽しい雰囲気の中で本気のジャズを聴く、というものです。そしてよそでは聴けない演奏も大きな柱。一昨日もそういう内容になったと思いますが、お越しいただいたみなさん、いかがでしたでしょうか?

さて、9月はあと1回「ONGAKUゼミナール」があります。以下に10月までの予定を紹介しますので、何卒よろしく。いまのところガラガラです。
【今後の「ONGAKUゼミナール」】

9月27日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第33回:「Mt. Fuji Jazz Fes. 10年の軌跡~音楽編」)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
8月30日に三軒茶屋の「Whisper」で開催する『小川隆夫×内山繁 クロス・トーク「Mt. Fuji Jazz Fes. 10年の軌跡」』と対をなす企画。
「Whisper」ではジャズ・フォトグラファーの内山繁氏が撮影した写真を見ながらのトーク・セッションでしたが、こちらは音楽を中心に伝説のジャズ・フェスティヴァルを振り返ります。フェスティヴァルにミュージシャン御用達の医師として関わった10年間。どんなエピソードが飛び出すか。

10月18日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽シリーズ 第24回:映画音楽~洋画編』
@渋谷百軒店(ひゃっけんだな)「PANAMA JOE's」 渋谷区道玄坂2-19-1(03-3461-9047)
開場:17:30 開演:18:00 会費:2500円(1ドリンク付き)
映画に音楽はつきもの。とくに1960年代の日本では映画音楽が高い人気を誇っていました。ヘンリー・マンシーニ、クロード・ルルーシュ、バート・バカラックたちが書いた映画音楽の数々。あるいは『卒業』、『明日に向かって撃て』、『007シリーズ』など、シーンと音楽を一緒に記憶している作品も数多くあります。
音楽少年だった小川隆夫は同じくらい映画少年でもありました。次回は思い出がいっぱいつまった映画について語りながら、その音楽に触れたいと思います。

10月25日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール@西船橋 vol.5』(秋に聴くボサノヴァ)
@「Ten & Half Cafe+」 千葉県船橋市本郷町421-2 1階(047-711-1911)
開場:15:30 開演:16:00 会費2500円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
西船橋の「Ten & Half Cafe+」では日本が世界に誇るボサノヴァ・アーティストの中村善郎さんがアコースティック生ライヴを定期的に開催しているお店でもあります。
そこで今回は、小川隆夫が選ぶボサノヴァの名曲を代表的なアーティストによる演奏や歌で楽しみたいと思います。初期のアーティストから最近のアーティストまで。秋の午後に相応しい雰囲気の選曲でボサノヴァの素晴らしさを味わっていただければと思っています。