先週の木曜日(8月28日)に観てきました。ニューオリンズに戻ってからのドナルド・ハリソンのステージに接するのは久しぶり。
今回はギターを加えたクインテットによる演奏で、もう少しニューオリンズ伝来のジャズを感じさせてくれるのかと思いきや、ビバップ以降の流れを汲むモダン・ジャズが中心でした。
とはいえ、ドクター・ジョンの「アイコ・アイコ」なども歌うあたりニューヨーク時代とはずいぶん変わったなぁという印象。
考えてみれば彼も50をすぎてヴェテランの域に入っているんですね。いまでは後進の指導にも力を入れていて、今回は自分の生徒も何人かメンバーに。
このところFBを始めたことで縁遠くなっていた内外のミュージシャンといろいろやりとりをするようになりました。ドナルドと話すのも本当に久しぶり。でも若いころと印象は同じ。
休憩時間のインタヴューでは、ニューオリンズに戻り、そこを拠点に活動していることの必要性や、自分のやるべきことなど、熱く語ってくれました。
【出演メンバー】
Donald Harrison (sax)
Detroit Brooks (g)
Conun Pappas, Jr. (p)
Max Moran (b)
Joe Dyson (ds)
2014年8月28日 「丸の内コットン・クラブ」 ファースト・セット