渋谷での「ONGAKUゼミナール」も無事に終了しました。今回はいつにも増して個人的な話が中心だったため、せっかくお越しいただいた方に楽しんでいただけたかどうか、ちょっと心配ではあります。ですが、ぼくの場合は自分が体験したことしか話せません。
1964年がぼくにとってどれだけ重要だったか、そしてその後の自分を形成する上でこの年の体験がなかったらきっと違う人生を送ったであろうことを考えると、これまで生きてきた64年でもっとも忘れられないのがこの年です。
さすがに歌謡曲をかけたらみなさんから少し引かれた気配を感じました。でも、ビートルズやボサノヴァと共に御三家を中心とした歌謡曲にも夢中だったぼくには落とすことが出来ない音楽ジャンルです。
1964年にヒットした映画音楽がこの日最後のコーナーで、それらを聴いているときに次回のテーマを思いつきました。ベタですが、次回は「1960年代の映画音楽」をやってみたいと思います。10月のどこかの土曜日に開催することにしましょう。
その前に9月までの予定を。こちらはどれもまだまだ席に余裕がありますので、よろしくお願いします。
【今後の「ONGAKUゼミナール」】
8月30日(土) 『小川隆夫×内山繁 クロス・トーク「Mt. Fuji Jazz Fes. 10年の軌跡」』
開場:17:30 開演:18:00 会費:3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
音楽ジャーナリスト小川隆夫とフォトグラファー内山繁のクロストーク第3弾。
80年代~90年代にかけて開催された伝説のジャズ・フェス、「マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル」。多くの大物ミュージシャンが一堂に会する、夏の風物詩とも言える音楽イヴェントでした。
そのイヴェントを、カメラのファインダーを通して観てきた内山繁と、舞台裏でミュージシャンの肉声を聞いてきた小川隆夫が語り尽くします。
まずは、開催のきっかけとなったNYでの「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」の話題から、内山繁撮影の写真とともにお楽しみください。
9月6日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~トーク・ライヴ』(第7回:平戸祐介プレイズ・ブルーノート)
@代官山「Lezard(レザール)」 渋谷区猿楽町2-5 2F(03-3496-1374)
開場:18:30 開演:19:00 会費:4000円(フリー・ドリンク)
ご予約・お問い合わせ:お店までお電話、
「よそでは聴けない」を大きなテーマにしている『小川隆夫ONGAKUゼミナール~トーク・ライヴ』。7回目となる今回は、人気絶頂のグループ、quasimodeを率いるピアニストの平戸祐介が登場。彼とホストの小川隆夫が愛するブルーノートの名曲の数々をトークとソロ・ピアノでじっくり味わいたいと思います。
9月27日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第33回:「Mt. Fuji Jazz Fes. 10年の軌跡~音楽編」)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
8月30日に三軒茶屋の「Whisper」で開催する『小川隆夫×内山繁 クロス・トーク「Mt. Fuji Jazz Fes. 10年の軌跡」』と対をなす企画。
「Whisper」ではジャズ・フォトグラファーの内山繁氏が撮影した写真を見ながらのトーク・セッションですが、こちらは音楽を中心に伝説のジャズ・フェスティヴァルを振り返ります。フェスティヴァルにミュージシャン御用達の医師として関わった10年間。どんなエピソードが飛び出すか。