
少し先のことですが、今月の27日は「フジ・ロック」の特番があるため「Jazz Conversation」は休止です。
例年のこととはいえ、ぼくとしてはアンハッピーですが、スポンサーのいない番組ゆえの悲哀とでもいいましょうか。見方を変えれば、そんな番組をよくぞこんなに長いことやらせてくれている「InterFMはエライ!」ということでもありますが。
それはそれとして、次回は、先月この世を去ったホレス・シルヴァーを追悼しようと思います。

ホレスとの思い出はいくつかあります。そのことについては何度も紹介(自慢)してきましたから触れませんが、個人的な思いはともかく、プレイヤーとしてもコンポーザーとしても抜きん出た実力と才能の持ち主でした。


そのことを次回は皆さんと楽しみつつ、故人の冥福をお祈りしたいと思います。

「マイルス・デイヴィスの真実」では再びライヴ活動に力を入れ始めた時期に残した数少ないスタジオ録音を紹介しましょう。

そしてゲストは二十歳になったばかりのカナダのシンガー、ニッキー。
12歳のときに「モントリオール・ジャズ・フェスティヴァル」でデビューし、16歳のときにはバンクーヴァーで開催された冬季オリンピックの開会式で国歌を歌うなど、若くして驚くほどの評価を得てきた彼女。

クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子としても知られるニッキーが、今回はそのクインシーのプロデュースによる最新作『リトル・シークレット』を携えてのゲスト出演です。
それでは、よろしければ日曜の18時、InterFMでお耳にかかりましょう。
Jazz Conversation #231(2014.7.13.放送)
①【18:00:アーティスト特集(第41回:追悼~ホレス・シルヴァー~パート1)】
②【18:30:マイルス・デイヴィスの真実(第205回:1973年のスタジオ録音)】
③【19:00:Meet The Star(第173回:ニッキー・ヤノフスキー)】
④【19:30:アーティスト特集(第41回:追悼~ホレス・シルヴァー~パート2)】