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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャズメン、ジャズを聴く」

「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2014-06-22 昨日はありがとうございました
2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13345040.jpg
 渋谷・百軒店「Panama Joe's」での「ONGAKUゼミナール」にお越しいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

 今回のテーマは「Swingin Sixties」。つまりモッズについてのあれこれでした。

 モッズは実に抽象的な言葉で、うまく説明ができません。イギリスのロックやファッションに大きな影響を与えたムーヴメントではありますが、それをどう形にしたらいいのやら。

2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13345136.jpg
 キンクス、ザ・フー、スモール・フェイセスなどを中心に、モッズの典型的なものと思う24曲を選び、昨日はそれぞれのグループや曲にまつわる話などを少しだけはさんで、とにかく全曲聴いてみました。

 ブリティッシュ・ロックの中でも独特のテイストを持つモッズの雰囲気が少しでも伝わっていればいいのですが。

 彼らが猛威を振るっていた1960年代中盤から後半にかけて、中学・高校のクラスでこういう音楽を熱心に聴いていた友人はひとりもいなかったように思います。ぼくもそうです。

2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13345266.jpg
 キンクスやザ・フーはヒット曲だけ知っていましたが、LPを聴こうという気持ちはさらさらなかったですし、スモール・フェイセスにいたっては存在すら知りませんでした。おそらくこれが当時の学生、それもロック好きの標準でしょう。

 モッズという言葉はもちろん知っていましたが、それはファッションのことで話題になっていたことを覚えています。そうしたファッションのムーヴメントと連動した形でキンクスやザ・フーの存在も紹介されていた記憶はありますが、「音楽は音楽、ファッションはファッション」みたいにそのころは思っていたので、それらを同じ土俵で考えることはしていなかったと思います。

2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13345388.jpg
 ですから、昨日は自分の中でモッズをある程度総括できました。ご来場いただいたみなさんはどう感じられたかわかりませんが、ぼくはおおいに楽しんでしまいました。

 さて今後の「ONGAKUゼミナール」ですが、徐々に開催回数も増えてきて、「どうするんだ?」という気持ちもあります。ただただみなさんのご参加に支えられていますので、興味のあるテーマがありましたら、なにとぞ足をお運びください。


【今後の「ONGAKUゼミナール」】
2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13350573.jpg
7月6日(日) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール@「ちぐさ」~ブルースとは何ぞや?』
@横浜野毛「ジャズ喫茶ちぐさ」 神奈川県横浜市中区野毛町2-94(045-315-2006)
開場:15:30 開演:16:00 会費:3000円(1ドリンク付き)
ご予約。お問い合わせ:コクチーズhttp://kokucheese.com/event/index/175198/まで。

 ブルースはジャズやロック、さらには歌謡曲にも「~ブルース」というタイトルが用いられるなど、さまざまな音楽で重要な形式になっています。今回はその原点に触れつつ、さまざまな音源を用いて「ブルースとは何ぞや?」という疑問に答えを出せればと思います。
 当日はブルース・シンガー、ブル松原さんにも代表的なブルースをいくつか歌っていただき、さらにはスペシャル・トーク・ゲストも加わり、ブルースの魅力を実感していただきます。

2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13350526.jpg
7月12日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール@西船橋 vol.4』(愛しのジャズマン)
@「Ten & Half Cafe+」 千葉県船橋市本郷町421-2 1階(047-711-1911)
開場:15:30 開演:16:00 会費2500円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
またはコクチーズhttp://kokucheese.com/event/index/179450/まで。

 小川隆夫がこれまでに出会ったミュージシャンとのエピソードを綴った単行本『愛しのジャズマン』『愛しのジャズマン 2』『ジャズ楽屋噺』をもとに、さまざまなミュージシャンの素顔に迫ります。知られざるエピソードも紹介予定。


2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13350556.jpg
7月19日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第32回:初来日から半世紀~マイルス・デイヴィスの60年代)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
またはコクチーズhttp://kokucheese.com/event/index/179451/まで。

 この7月で初来日からちょうど半世紀。それを記念して、今回はジャズ激動の60年代を牽引したマイルス・デイヴィスと史上名高い黄金のクインテットの演奏を中心にスポットライトを当てます。


2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13350502.jpg
8月9日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽シリーズ 第23回:When I'm Sixty-Four~1964年の奇跡』
@渋谷百軒店(ひゃっけんだな)「PANAMA JOE's」 渋谷区道玄坂2-19-1(03-3461-9047)
開場:17:30 開演:18:00 会費:2500円(1ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせ:コクチーズhttp://kokucheese.com/event/index/186147/まで。

 次回の「60年代音楽シリーズ」はこの8月で64歳となる小川隆夫にとって、人生を変えるほどの出来事がいくつもあった1964年にスポットライトを当てます。
 ビートルズやボサノヴァをはじめとしたさまざまな音楽との出会い、マイルス・デイヴィス初来日、バンド結成、東京オリンピックなど、多感な中学生だった時代を現在の視点から振り返ってみたいと思います。


2014-06-22 昨日はありがとうございました_e0021965_13362185.jpg
8月30日(土) 『小川隆夫×内山繁 クロス・トーク「Mt. Fuji Jazz Fes. 10年の軌跡」』
@三軒茶屋「Jazz & Cafe Gallery Whisper」 世田谷区上馬1-32-3(03-5787-5794)http://whisper.co.jp/whisper/
開場:17:30 開演:18:00 会費:3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
http://kokucheese.com/event/index/184011/またはコクチーズまで。

 音楽ジャーナリスト小川隆夫とフォトグラファー内山繁のクロストーク第3弾。
 80年代~90年代にかけて開催された伝説のジャズ・フェス、「マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル」。多くの大物ミュージシャンが一堂に会する、夏の風物詩とも言える音楽イヴェントでした。
 そのイヴェントを、カメラのファインダーを通して観てきた内山繁と、舞台裏でミュージシャンの肉声を聞いてきた小川隆夫が語り尽くします。
 まずは、開催のきっかけとなったNYでの「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」の話題から、内山繁撮影の写真とともにお楽しみください。



by jazz_ogawa | 2014-06-22 22:58 | ONGAKUゼミナール | Trackback | Comments(6)
Commented by 名古屋の正ちゃん at 2014-06-22 23:56 x
小川先生のトークライブに初めて参加させてもらいました。
ビートルズやストーンズの影に隠れてしまって、
日本では人気がもう一つだったバンドのサウンドこそが、
60年代後半のイギリスのサウンドであった事が良く分かりました。
また本にサインも頂けて、大変思い出になるゼミナールでした。
またいつか参加させて頂きたいと思っておりますので、
その節はどうぞよろしくお願いします。
今回はありがとうございました!^^
Commented by jazz_ogawa at 2014-06-23 12:10
名古屋の正ちゃんさま、土曜日はお越しいただきありがとうございました。
どなたか主催してくださる方がいれば名古屋周辺でもイヴェントをやりたいと思っているのですが、そういうことがありましたらその際はよろしくお願いします。
Commented by 渡部 at 2014-06-25 12:44 x
私のリアルタイムは70〜80年代ですが 好きなアーティストを紐解いて逆上って聴いた曲がたくさん紹介されてわくわくしました。やっぱり昔聴いた曲が肌に合いますね。楽しい時間をすごさせていだだきました。また次も楽しみにしています。
Commented by 有馬 肇 at 2014-06-25 20:37 x
最近、LED ZEPPLINのリマスター盤も発売されて60年代のイギリスのROCKに関して感心を抱いていたので興味深く聴きました。次回の60年代シリーズも楽しみにしてます。その前に12日、千葉に伺います!
Commented by jazz_ogawa at 2014-06-26 10:39
渡部さん、60年代の音楽もいいでしょ? 引き続きよろしくお願いします。
Commented by jazz_ogawa at 2014-06-26 10:40
有馬さん、いつもありがとうございます。千葉もよろしくお願いします。
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