
6月最初の「Jazz Conversation」。今回の特集は50年前の「1964年に録音された名盤」にスポットライトをあてます。
ぼくの心はいつも60年代にありますが、1964年は中でも思い入れが強いです。
初めて『ゲッツ=ジルベルト』に出会ったのがこの年で、このアルバムからやがてジャズに興味を向けるようになります。
東京オリンピックもありました。いまでもこのときの感激と興奮は忘れられません。そして開会式の日、ぼくは結成したバンドの初練習をしました。
経済の高度成長期にあって、まだ日本は貧しかったけれどいい時代でした。ぼくはノー天気な中学生で、日々を楽しく過ごしていました。

番組では、この年に録音された代表的なアルバムに収録された演奏、それらに耳を傾けてみたいと思います。
それで今回紹介するアルバムはほとんどすべて、この番組で一度は取りあげています。ということは、1964年は名盤の当たり年だったのかもしれません。

思うに、ひとりのアーティストを録音順に聴けば、そのひとがどのような成長を遂げたのかがわかります。それが、この番組でもときどきやっているアーティスト特集です。
で、それを時代の縦軸とするなら、横軸、つまりある年にどんなアルバムが録音されたのか、それらを聴くことで、当時のジャズ状況がわかるのじゃないでしょうか。

「マイルス・デイヴィスの真実」では「マイルスの遺伝子」の4回目。これでこのサブジェクトはおしまいにしましょう。そろそろマイルスの話に戻らなくちゃね。

ゲストは古い知り合いのピアニスト、クリヤ・マコトさん。久々の対面でしたが、会ったその瞬間、時間は昔に戻りました。

新作『Nothin' But Jazz』のお話を中心に、昔話にも花を咲かせます。
それでは、よろしければ日曜の18時、InterFMでお耳にかかりましょう。
Jazz Conversation #225(2014.6.1.放送)
①【18:00:1964年に録音された名盤~パート1】
②【18:30:マイルス・デイヴィスの真実(第199回:デマイルスの遺伝子~その4)】
③【19:00:Meet The Star(第168回:クリヤ・マコト)】
④【19:30:1964年に録音された名盤~パート2】