
ブラジルのシンガー・ソングライターとアメリカ生まれでイギリス在住の女性シンガーによる豪華な共演です。
来日が決まったときから楽しみにしていました。

ふたりは、マルコス・ヴァーリがステイシー・ケントを迎えてリオで行なったデビュー50周年公演のライヴ・アルバムを発売したばかり。

そしてステイシー・ケントはブラジリアン・テイスト満載のアルバム『チェンジング・ザ・ライツ』が最新作。
というふたりなので、息もピッタリのボサノヴァを中心にライヴは進行しました。こういうサウンドは寛げて大好きです。

ステージはステイシーがメインで、マルコスは伴奏者みたいな形で、ときたまデュオを披露する程度。彼のファンにはちょっと物足りなかったかもしれませんね。
でも、ステイシーのキュートなヴォーカルがたっぷりと楽しめた構成もよかったと思います。それからピアニストとしてのマルコスの魅力も味わうことができましたし。

それで、ステージが始まる前にステイシーにインタヴュー。
彼女とは何年か前にどこかのパーティで紹介されましたが、インタヴューをするのはこれが初めて。

気さくで親しみやすいひとがらはヴォーカルとまったく同じ。

マルコス・ヴァーリとの2ショット・インタヴューも考えたんですが、彼は前回来日したときにインタヴューしているので、今回は彼女だけ。その方が、話がまとまっていいかな、と。

「MARCOS VALLE & STACEY KENT featuring JIM TOMLINSON」
【出演メンバー】
Marcos Valle(vo、key)
Stacey Kent(vo)
Jim Tomlinson(ts)
Jessé Sadoc(tp、flh)
Gustavo Anacleto(sax、fl)
Luiz Brasil(g)
Jorge Helder(b)
Renato "Massa" Calmon(ds)
2014年4月22日 「南青山 ブルーノート東京」 ファースト・セット