一昨日のことですが、渋谷の「オーチャードホール」でリー・リトナーとデイヴ・グルーシンによる「Celebrating Antonio Carlos Jobin 20th Anniversary」と題されたコンサートに行ってきました。
これは去年から始まった「JAZZ WEEK TOKYO 2014」のひとつ。
ゲストに小野リサとジョビンのお孫さんのダニエル・ジョビンを迎え、さまざまな編成でジョビンの名曲を取り上げる、ぼくにとってはとても楽しめるプログラムでした。
最初から全員による「トリステ」「三月の水」「ジンジ」が演奏され・歌われ、その後は小野リサさんやダニエルが出たり入ったりで、アンコールも含めて休憩なしの1時間半強。長さもちょうどよかったです。
ここ数年、月に何度かボサノヴァのライヴ(というほど大げさなものばかりでないですが)を楽しんでいるぼくにとって、この日は格別の内容でした。こういうアレンジやアプローチもいいなぁなんて思いながら、最初から最後までたっぷりと楽しむことができた土曜の午後でした。
それで渋谷に来ればよるご飯はここっていうお店を予約しておいたのですが、思ったより早く終わったので、CD屋さんに行き、お茶を飲み、買い物もして、何だか思いもよらぬ充実した夕方になりました。
長時間のコンサートが嫌いなぼくとしては(例外はありますが)、いろいろな点で満足なライヴでした。
JAZZ WEEK TOKYO 2014「The Jobim Tribute~Celebrating Antonio Carlos Jobin 20th Anniversary」
【出演メンバー】
Lee Ritneour(g)
Dave Grusin(key)
Abraham Laboriel(elb)
Mauricio Zottarelli(ds)
ゲスト:小野リサ(vo、g)
Daniel Jobim(key、vo)
2014年 4月 5日 「渋谷Bunkamura Orchard Hall」