
朝のテレビでは気温がマイナス2度。昨日と同じですが、曇っている分、寒さを感じます。雪は結局降らなかったみたいですが。

今日も当てなくブラブラ。こういうのが意外と好きだったんですね。
貧乏症なので、常に決まったことを黙々とやっているのが性分。そう思い込んでいました。ところが何も予定がなく、ダラダラと時間を過ごすこともできることがわかり、自分で自分に驚いています。
でもこれって、この歳になったからなんでしょうね。それと、たまにだからできるんでしょう。死ぬまでずっとこの状態だったらどうかしら? けっこう平気だったりして。
若いころは常に何かをしていることで安心感を覚えていたというか、あるいは何もないことへの不安があったというか。
いまは何もなくたって大丈夫だもんね、という思いがあります。「老後の楽しみ」と称してせっせと買い込んだレコードやCDもありますし、それが本当に老後の楽しみになってしまいましたが(苦笑) 。
朝食後はどこへ行くか。たまにはミッドタウンにでも行ってみますか?

とりあえず42丁目を西に向かって歩き、5番街の角にあるパブリック・ライブラリーのライオンに挨拶。クリスマス仕様になっています。

となりのブライアント・パークのスケート場を覗き、さらに西方向へ。

ワン・ブロック先はタイムズ・スクエア。相変わらず賑わっていました。

相も変わらぬ写真です。

続いてはロックフェラー・センターのクリスマス・トゥリーと

スケート場。
1時間ほど歩いたのでそろそろ一休みしたくなりました。ですがこの辺りに適当なコーヒー屋さんはなさそうなので、49丁目を少々東に向かい、マディソン街の角にあるスタバへ。

でも混んでいたので別の店に行こうと外へ出たらとなりに「Illy」(146 E 49th St)が。こちらはガラガラだったので、ここで一服。

となりのスタバの無線LANが拾えるんですね。これでメールのやりとりを幾つかしちゃいました。

UGGのブーツを孫に頼まれていたのを思い出し、確かこの近くにあったはずと、マディソン街を北にブラブラ。

UCG(600 Madison Avenue)は58丁目だか59丁目の角でした。店内はすごい混雑。一瞬ひるみましたが、SOHOにある店よりはましと考え直し、何とか希望のブーツをゲット。でもすぐに履けなくなっちゃうんですよね。ワン・シーズン限りのものですね。
外に出ると粉雪が。「ここで降るのかよ、天気予報じゃ言ってなかったのに」と思いつつ、無性にパンケーキが食べたくなったので、お昼はそれに。

さて、どこに行くか。結局アパート近くの「Townhouse」(696 Second Avenue)へ。昔ながらのこういうコーヒーハウスはかなり減ったんじゃないでしょうか? 道々探したんですが、結局ここに来るまでひとつも見つけることができませんでした。でもこういうお店がアパート近くにあるのはありがたいです。
食後はここでしばらく読書をしてからアパートへ。外に出たら雪はやみ、少々陽が照っていました。でも寒さは変わらず。

アパートで一休みしたあとは、また歩きたくなったので、今度はイースト・ヴィレッジへ。

以前は、着いた夜にまずはイースト・ヴィレッジ、次の日もその次の日もという感じでしたが、変われば変わるもの。今回はこれが初めてですから。
それというのも、レコード屋さんやCD屋さんが軒並みクローズしてしまったため。

留学中は毎日のように通った「Sounds」(20 St. Marks Place)もしばらく前から扉は閉じられたまま。

クーパー・ユニオン向かいの「Norman's」(57 Cooper Square)も同様。寂しい限りです。

せっかくなので、そのままバワリーを降りて、ブリーカー・ストリートの角にある「john varvatos」(315 Bowery)へ。
今日は下見ですね。幾つか欲しいものがあったんですが、よそもチェックしてからということにしましょう。我慢することも出来るようになりました(エライ!)。

そのままブリーカーを西に向かうと3ブロック先のマーサー・ストリートの角に、昔住んでいた「となりのウイントン」のアパートがあります。貧乏学生時代を思い出します。あれから30年以上が過ぎたとは、いやはや。

そのマーサーを右に曲がって少し行ったところにある「think coffee」(248 Mercer St)で一休み。

かなり広いスペースですが、ほぼ満員。コーヒーはスタバより少々高め。

いい時間になったのでユニヴァーシティ・プレイスを上がって12丁目に。その角を左に曲がってしばらく行くと大好きな「Gotham Bar & Grill」(2 E 12th St)が。
「Zagat」では点数のもっと高いレストランが幾つかありますが、ぼくはここが一番好きかな。かなり高級なお店ですが妙な気取りがなく、かと言ってカジュアル過ぎず、ほどほどの感じが好みです。

アペタイザーはスキャロップ。

そしてメインはほぼ定番になっているニューヨーク・ステーキ。黒焦げみたいに見えますが、これはソースの色で、中はミディアム・レア。かなりのヴォリュームです。
東京では食べる量を少なめにしていますが、いまだにこれだけ食べられることにちょっと満足。胃が小さくなることはありませんから、ときどきはその能力をフルに活用しておかないと。
でもさすがにデザートまでは行けませんでした。久々の満腹です。
ということで、今晩も大満足の一夜でした。あとは家に帰ってテレビでも観ますか。