10月になってトーク・イヴェントが続いています。先週の土曜日はミシェル・ペトルチアーニのドキュメタリー映画『情熱のピアニズム』の公開初日トーク・イヴェントに出させていただきました。そして今週の金曜日は渋谷の「MARUZEN & ジュンク堂書店」でもやらせていただきます。
その合間を縫っての水曜日。「Jazz Conversation」ではチャールス・ミンガスの特集を組みたいと思います。ミンガスがRCAとコロムビアで吹き込んだアルバムのコンプリート・ボックスなどをこのところ聴き、改めて偉大さに感じ入っていました。
そして気がついたことがひとつ。彼は1922年生まれだったんですね。ということは生きていれば今年で90歳。ならば年内のうちに特集を組もう、ということで次回の放送となりました。
選んだ曲は大半が10分以上。特集に当てられる時間は正味で30分強ですから、CMのタイミングも考えるとこれがなかなか難しい。そうしたハードルをかいくぐり、どのような構成になるか。そんなことを考えるのも楽しみのひとつです。
そして「マイルスの真実」でも「急いでね」の演奏時間が14分以上。次回は別名「長い演奏」特集とでもしましょうか。
Jazz Conversation #143(2012.10.17.放送)
①【23:00:アーティスト特集(第30回:チャールス・ミンガス~生誕90周年~パート1)】
②【23:20:マイルス・デイヴィスの真実(第129回:「急いでね」について】
③【23:40:アーティスト特集(第30回:チャールス・ミンガス~生誕90周年~パート2)】
ということで、以上のような構成になります。興味のある方は水曜日の23時にInterFMでお耳にかかりましょう。