久々にぼくのコレクションからブルーノートのオリジナル10インチ盤LPを聴くことにしました。10インチLPをブルーノートが発売していたのは1950年代前半のこと。その後12インチLPに盤のサイズが移行します。それに伴い、10インチ盤LP2枚をカップリングしたり、10インチ盤収録の曲に未発表演奏や別テイクを加えたりして12インチ盤化が図られました。
ところが、いくつかの10インチ盤LPは12インチ化されず、そのまま廃盤になってしまったものがあります。それらを次回の「Jazz Conversation」では聴く予定です。
60年くらい前にプレスされたレコードですから、ものによってはノイズが目立つものもあるでしょう。それも含めての「LPを聴く」企画ですから、そのノイズまで味わっていただければ嬉しいです。
耳に馴染んだCDの音とは違うリアリティ。LPで聴く音楽にはそんな味わいもあります。
ということで、今度の水曜日はこんなプログラムを予定しています。それでは23時にInterFMでお耳にかかりましょう。
Jazz Conversation #123(2012.5.30.放送)
①【23:00:ブルーノートのオリジナル10インチ盤LPを聴く~パート1】
②【23:20:マイルス・デイヴィスの真実(第119回:新たな試み】
③【23:40:ブルーノートのオリジナル10インチ盤LPを聴く~パート2】
【どうでもいい話】
さきほどDVDでラッセル・クロウ主演の『スリー・デイズ』を観ていたら、24分09秒のところでマイ・アパートが写りました。斜め上空からの撮影で、そうやってみると意外と小さい。周りが高層過ぎるんですが、なかなかこじんまり(実際は65階建だったかな?)した感じです。
どうでもいい話でした。