封切の翌日、20日の日曜日に観てきました。
ティム・バートンとジョニー・デップのコンビですから、観る前から内容の想像はついていましたし、おおむね思ったとおりの作品でした。
こういう映画、嫌いじゃありません。ときは1972年。そのころのヒット曲がふんだんに出てきて、それも楽しいです。なにせオープニングは「サテンの夜」。1972年のヒット曲ではありませんが、こういう曲を映画館の大スピーカーで聴くと実に胸が躍ります。
一番びっくりしたのはアリス・クーパーが40年前とほとんど変わらぬ姿と雰囲気で登場してきたこと。このひと、ジョニー・デップ扮する主人公と同じで不老長寿の吸血鬼じゃないかと思ってしまいました。がちがちにメイクしたジョニー・デップと互角に渡り合えるアリス・クーパーの存在感。たいしたものです。
あと、ティム・バートンの映画でいつも感じるのは色彩が豊かで、それが幻想的な雰囲気をかもし出していること。独特ですよね。その映像表現に最適な役者がジョニー・デップなんでしょうね。