先ほど無事に帰国しました。が、かなりハラハラでした。予定ではニューヨーク時間で朝の7時半にラガーディアを出発し、シカゴ着が時差もあって現地時間の9時5分。そして10時50分発のANA便で帰国のスケジュール。かなりタイトなので一刻も遅れたくありません。
ところがラガーディア発のUA便、ドアの故障で修理に1時間かかるとのこと。おまけに修理されてからも離陸がなかなかできず、結局1時間45分遅れで出発。
もともとシカゴでは1時間45分しか余裕がありません。この遅れでその時間が綺麗になくなってしまいました。帰国の翌日から本業が入っているし、これはまいった。
シカゴに着いてからも、ターミナルが違えば手荷物のチェックがあるし、それが混んでいたらもう完全にアウトだろうし、なおかつボーディングパスもシカゴでの発券だし、ANAに乗れなかったら預けた手荷物はどなるか? などなど、心配性のぼくはやきもきしながらシカゴへ。
それでもぼくの場合、こういう出発時間の遅れはほぼ毎回あるので、ANAも遅れるかもと一抹の希望を抱きながらシカゴに向かいました。
結局予定より早く着き、35分ほど乗り継ぎの時間を獲得。シカゴに着いたらゲートの出口でANAの職員が待機していて、ANA便の出発ゲートもすぐそばにあったし発券もスムーズだったので、ちょっとだけ余裕を持って機内に。
今度は定刻どおりにドアが閉まったものの、また出発できません。急にキャンセルしたひとがいて、預けた荷物を探しているとのアナウンス。これにも手間取り、ここでも45分遅れで離陸。
遅れる理由もぼくの場合はさまざまありますが、どちらも初めての体験。とにかく予定通りに戻ってこれましたが、心臓にはよろしくないです。せっかく骨休めができてよかったと思っていたのに、最後がこれですから。
でもANAの機内映画は充実していました。新旧さまざまな作品が合わせて40本近く。その中から3本、観ました。
『麒麟の翼』は東野圭吾原作の『新参者』の劇場版。今回も人形町が舞台です。ぼくも週に一度人形町で仕事をし、昼の1時間はウォーキングをしているので、そういう場所がいろいろ出てきて楽しかったです。
スピルバーグの『戦火の馬』はストーリーが予測できる分、内容はいまいちだったかしら。
『ミッドナイト・イン・パリ』はウディ・アレンがアカデミーで脚本賞を取った新作。最近のウディ・アレンはニューヨーク離れしていますが、パリを舞台にしたこの話もロマンがあって楽しめました。