サッチャー首相の映画はいまいちでしたが、こちらは面白かったです。ジョージ・クルーニーが監督の作品で、主役ではないですが彼も助演的なポジションで出演しています。
題名からもわかるとおり、大統領予備選挙がテーマの映画です。民主党大統領予備選挙の裏側、というか互いの陣営にいる参謀たちがさまざまな駆け引きや情報操作をするというお話。
ジョージ・クルーニーの役は主人公が参謀を務める大統領候補。ただし、こんな公約をしていたら大統領予備選は勝てないでしょうね。軍需産業や石油業界、さらには宗教も含めて味方にしない限り票は集まりません。
この候補の考えはクルーニーの思いを代弁させたものかもしれません。今年はアメリカ大統領選挙が行われます。ブッシュに失望しオバマに期待したひとたちが今度はどんな結論を下すのか。その結果は日本にも大きな影響を及ぼすことでしょうから他人事じゃありません。
映画ですが、プロデューサーのクレジットを見ていたらレオナルド・ディカプリオの名前がありました。最近、彼がプロデュースする作品も増えてきたように思います。そちらにも興味があるんでしょうね。