前作も奇想天外な内容だったんですが、この2作目(「シャドウ ゲーム」)はそれに輪をかけたようなストーリーとアクションで、面白いといえば面白いんですが、あんまり心に残らなかったですね。
シャーロック・ホームズの原作をイメージしてはいけないと知りつつ、中学時代にむさぼるように読んだことを思うと、もうちょっと緻密な推理が楽しめる内容だったらいいのに、などとつい考えてしまいます。
映画では、ピンチになるたび過去の映像がフラッシュバックで登場し、そこに窮地から脱出するヒントが隠されているという趣向。実に都合のいい展開で、松本清張もビックリみたいな感じです。
それでも2時間半ほどですか、浮世の諸々を忘れることができたので、それなりに楽しんできました。
それから、19世紀末のロンドンやパリの街並みはよかったですね。こういうのは映画ならではのものです。
そういえば監督のガイ・リッチーはマドンナの元旦那さんでしたっけ。映画とは関係ないですけど。
【お知らせ】
前回のブログでお知らせしました「Jazz Conversation」の放送日時の変更ですが、昨日さらに変更の通知がきました。
新しい放送日時は毎週水曜日の23時から1時間。スポンサーなしの悲哀を味わっています。
でも、InterFMの中でこの番組に対するプライオリティが低いってことは、これまで以上に好き勝手なことをやっていいとも解釈できます。とりあえず3ヶ月間はやりたいようにやって次のクールがどうなるか、それも楽しいじゃありませんか。
ということで、4月からは水曜日の夜、お耳にかかることになります。