しばらく前になりますが、この映画、観てきました。近未来のボクシングは人間でなくロボット同士が戦う。そういうストーリーです。
ロボットの動きが人間みたいで面白かったです。エンド・ロールを観ていたら、ボクシングの監修にシュガー・レイ・レナードの名前がクレジットされていたので、「なるほど」と思いました。
それと、この映画を作ったひとはきっと日本の格闘技や日本製のゲームとかアニメが好きなんじゃないかしら。入場シーンの派手な演出はPrideやK-1を連想させますし、主人公の少年とロボットのAtomが登場する際に踊るヒップホップ的なダンスは須藤元気そっくり。日本語に反応するようにプログラミングされたロボットも出てきますし。
子供向けの映画だとは思いますが、こういうのも悪くないです。ほのぼのとした気分で映画館を出ることができましたし。
今後の期待はクリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『J・エドガー』でしょうか? 1月28日の封切りです。