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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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2011-07-08 渡辺貞夫@「ブルーノート東京」
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 最近は仕事の合間に、これまでになくライヴと映画三昧の日々を送っています。本業もいままでどおりなんですけど、時間のやりくりがうまくなったっていうことでしょうか。

 やりたいことをやる、行きたいところにいく、観たいものをみる。こういうことが自由(でもないんですけど、実際は)にできる状況は喜ばしい、と。

 渡辺貞夫さんのライヴに初めて接したのは1966年。新宿の「ピットイン」が週末だけライヴをやるようになったころ、ほぼ毎週のように出演していたのが貞夫さんのカルテットでした。ですから、かれこれ45年。ときが経つのは早いです。

 あのころの貞夫さんはバークレーから戻ってきたばかりで、本格的なモダン・ジャズに加え、ボサノヴァやポップ・チューンなんかも自分のスタイルで演奏していました。ぼくは、ジャズの最先端の部分に触れる思いで、「ピットイン」詣をしていました。毎回ワクワクしたものです。

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 そうして45年が過ぎた現在も貞夫さんの演奏にはワクワクさせられます。先日(7月4日)の「ブルーノート東京」でも、相変わらず幅の広い音楽性でジャズの楽しさや素晴らしさ、そして奥の深さを堪能させてもらいました。

 考えてみると、貞夫さんは世界に類を見ないジャズ・ミュージシャンではないでしょうか。1960年代の初めから現在にいたるまで、半世紀以上にわたってジャズの最前線に居続けています。これはマイルスに匹敵する偉業です。

 世界中のジャズ・ミュージシャンを見渡しても、半世紀以上トップ・ミュージシャンであり続け、しかも音楽を常に新しいものにしてきたひとはほとんどいません。マイルスと貞夫さん、あとはソニー・ロリンズくらいのものかしら。

 人気を維持するだけでも大変な世界に身を置いているのに、その上で常に新しい音楽を提示し続け、それを多くのひとが受け入れる。しかも半世紀以上におよぶというのは、偉業以外の何物でもありません。

 そして2月に78歳になった貞夫さんはいまもジャズの最前線に位置し、溌剌としたプレイを聴かせてくれます。ノスタルジックな響きなど微塵も感じさせない音楽。ニューヨークの精鋭リズム・セクション Aaron Goldberg(p) Matt Penman(b) Joe Dyson(ds)と組んでのステージは、いまも貞夫さんがジャズと真剣に向き合い、創造性に磨きをかけていることを現わしていました。

 いい歳の重ね方をしてきたと同時に、常に若手に触発され、若手を触発し続けてきた貞夫さん。ぼくは彼の音楽を通してさまざまな新人や新しい音楽に触れてきました。今回のメンバーもご機嫌です。とくに21歳のドラマー、ジョー・ダイソンはこれから注目されるに違いありません。

 肩から力が抜けた上質な音楽。そこに貞夫さんの魅力があります。やりたいことをやりたいようにやって、それが多くのひとの共感を呼ぶ。だからこそ、長きにわたってトップ・ミュージシャンであり続け、ぼくたちを感動させてきたのだと思います。

 あとにも先にも貞夫さんのようなジャズ・ミュージシャンは出ないでしょう。そんな彼のステージを何度も体験できてきたことの幸せ。いい時代に生まれたものだと、しみじみ思います。
by jazz_ogawa | 2011-07-08 09:32 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(6)
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Commented by めいこ at 2011-07-09 07:54 x
お久しぶりです。
行かれたのですね。こんなにもステキに書かれていると読んでいて嬉しく引き込まれてしまいました。
ブルーノート行きたかったのですが、日曜日から平日でしたので行けませんでした。
ドラム、いろんな方が注目されているようですね。
21歳と言う若さだけでなく資質が良いというのですが、小川さんから見られてどのような点が良かったのでしょう???
昨年夏から北海道出身の竹村一徹という21歳のドラムもだんだん貞夫バンドに馴染んで違和感が無くなってきています。
聴く耳を養いたいと思いますのでお教えください。

Commented by cyubaki3 at 2011-07-09 10:07 x
>これはマイルスに匹敵する偉業です。

途中で電化したところも同じですね。80年代中頃に六本木のピットインでライヴを観たことがありますが、その時のバックは鈴木宏昌、松木恒秀、岡沢章、渡嘉敷祐一というザ・プレイヤーズの面々でした。確かクリスマス(イブ?)の夜でした。
Commented by jazz_ogawa at 2011-07-09 12:10
めいこさん、暑い日が続いていますがお元気ですか?
貞夫さんのライヴ、よかったです。このドラマーは、貞夫さんの多彩な音楽性に柔軟に対応して、若いのに引き出しの多さと音楽性豊かなサポートで感心しました。
Commented by jazz_ogawa at 2011-07-09 12:11
cyubaki3さん、ぼくもこのリズム・セクションは覚えています。FM東京で毎週放送していた「My Dear Life」でも、よく聴きました。
Commented by めいこ at 2011-07-10 20:12 x
小川さん、ありがとうございます!!
>引き出しの多さと音楽性豊かなサポート
貞夫さんが、よくおっしゃっている要素ですね。
せっかくの一期一会を逃してしまいました(悲)
9月スイートベイジルでのライブも平日で行けないのです。
子どもじゃないけど『どこでもドア』が欲しいです!!!
Commented by jazz_ogawa at 2011-07-11 11:24
めいこさん、それは残念。でもこういうのはタイミングですから、またの機会を楽しみにするのもいいんじゃないでしょうか。
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