昨日の午後、時間があったので観てきました。先週の金曜日に封切られたばかりですが、ウィークデイの午後の回なので館内はガラガラ。当然といえば当然ですが、映画はこういうところが営業的に難しいんでしょうね。
制作:スティーヴン・スピルバーグ、監督:J.J.エイブラムス。このコンビですから、観る前から期待大でした。キャッチ・コピーは「E.T.以来の最高傑作」。その通りかどうかはなんともいえませんが、最初から最後まで楽しめました。こういうダイナミックなシーンが連続する映画はやはり大きなスクリーンで観るに限ります。だから映画館通いはやめられません。
時代は1979年。ウォークマンの一号機が登場したころです。映画の中で使われたザ・ナックの「マイ・シャローナ」もこの年にヒットしました。
アメリカの秘密軍事施設・エリア51からあるものを輸送中に脱線事故が発生。8ミリ映画の撮影をしていた少年たちが、偶然その事故を撮してしまいます。そしてそこから事件が起こります。
怖い映画ですが、スピルバーグ物らしく、主人公の少年とそのあるものとが最後は心を通い合わせます。こういうところがスピルバーグの手腕なのかエイブラムスの手腕なのかわかりませんが、最後にほっとさせられました。
昨日は雨も降りましたし、気温もいつもより涼しめ。でも、これから暑くなる季節を考えると、映画館で時間を過ごすのはいいかもしれません。今週の土曜日にはジョージ・クルーニーが主演した『ラスト・ターゲット(原題:The American)』も封切られます。これも観にいかなくちゃ。