
というわけで、明日はもう「Jazz Conversation」です。例の応募は本日が締め切りで、当選者の発表は28日です。応募された方はいましばらくお待ちを。
明日の内容を紹介しておきます。
Jazz Conversation #047(2010.11.21.放送)
①【16:00:現代的なオーケストレーションを味わう】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第47回:モード・ジャズへの助走)】
③【17:00:Meet The Star(第41回:リー・リトナー)】
④【17:30:レーベル特集(第11回:コンテンポラリー)】

ぼくはどちらかというとコンボが好きで、オーケストラはコンボに比べると聴く頻度がガクンと落ちます。しかし面白いオーケストラやオーケストラ作品もいろいろあるので、その中から気に入っているものを選んでみました。まあ、いまどきのオーケストラを味わってみようじゃないですか。
マイルスの話はモード・ジャズまで到達しました。といっても、これから先が長いです。エピソードには事欠かないひとですから、あせらずじっくり、そしてのんびりやっていこうと思っています。

リー・リトナーはインタヴュー中もずっとギターを弾いていました。音は出さなくても指を動かすとか、とにかく片時もギターを手放しません。だからこれほどのプレイヤーになれたんでしょう。敬服します。

そして今年はギターを弾き始めて50年とか。スタートはベンチャーズ。ぼくはクラシック・ギターから始めて、46年前にベンチャーズと出会いました。似たようなものですが、その後の差は歴然です(アッハッハ)。

先日、あるひとに言われました。「マニアックな選曲をするのかと思ったら、逆なんですね」って。番組の選曲のことです。そう、ぼくは有名な曲、お馴染みの曲、代表的な曲(曲をアーティストに変えてもいいです)を中心に選んでいます。ストレート勝負です。変化球はあんまり好きじゃありません。「でも、それが親しみを感じます」とも言われました。
トーク・イヴェントでもDJでも、ありきたりの曲をかけるように心がけています。
「いいものはいつだっていい」
「いいものは何度でも聴きたい」
これがぼくの考えですから、曲げることができません。それで自分が心地よければ、その心地よさがリスナーの方にも伝わるのではないかしら? そんな風に思っています。これってひとりよがりかもしれません。横暴で自分勝手であるかも。

でも「Jazz Conversation」は、イコールぼくの個性と思っています。私物化するつもりはありませんが、中途半端よりは自分の好みや考えを押し通すほうがいいでしょう。頑固です。でも従順なところもあって、ときどきは素直にひとの意見や希望も聞いちゃいます。その矛盾しているところが、これまたぼくなんです。それでいいでしょ?
最後の特集コーナー「コンテンポラリー」もそんな考えで選曲していますから、しごくありきたり。それでもよければ、明日の午後16時から2時間、Inter FM(76.1)でお会いしましょう。