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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2010-10-25 Watts@「Cotton Club」
2010-10-25 Watts@「Cotton Club」_e0021965_1238055.jpg
 先週の金曜日(10月22日)、丸の内の「コットン・クラブ」で聴いてきました。ジェフ・テイン・ワッツがリーダーとなって、ブランフォード・マルサリス、テレンス・ブランチャード、そしてボブ・ハーストをサイドマンに従えての勇猛果敢なライヴでした。

 演奏は極めてハード。ぼくは、楽器の編成からか、注目を浴び始めたころのオーネット・コールマン・カルテットの21世紀版のような印象を覚えました。ブランフォードもオーネットみたいな感じで吹いていましたし、ソプラノ・サックスはコルトレーン的でした。

 テレンスもかなり過激。マイクなんか関係なしで、横にいるテインに向かって吹きまくり、なんだか真剣勝負の様相。こんなにエモーション丸出しでトランペットを吹くテレンスも珍しい。ブランフォードも、フレーズを吹く合間にエモーションの高まりからか、体を1回転させたり唸ったり、リーダーで演奏するときとはかなり違う雰囲気でした。

2010-10-25 Watts@「Cotton Club」_e0021965_12381464.jpg
 初日は店用の写真撮影も最初の2曲までとか、店がオファーを出したインタヴューも断るとか、かなりピリピリしているという話をスタッフから聞いていました。ぼくはぼくで、テインとブラフォードにスタジオまで来てもらい、インタヴューをしようと思っていたのですが、マネージメントから「今回はインタヴューはなしよ」ともいわれていました。

2010-10-25 Watts@「Cotton Club」_e0021965_12382697.jpg
 ほんまかいな? だって、ブランフォードとテインだよ。演奏は真剣そのものでしたが、それ以外のMCとか曲間の雰囲気はリラックスしているじゃないですか。黙々とベースを弾くボブを別にすれば、残りの3人はいつものようにジョークを飛ばしながら和気藹々としています。

 でも今回はブランフォードがテインを立て、「自分はインタヴューを受けない」としたようです。そういうところ、割と気を遣うひとです。1週間ほど前ですが、ブランフォードから東京で会おうというメールももらっていました。だから、直接頼めばインタヴューだって可能でしょうけど、そこまでするのは自分勝手なので、やめておきました。

2010-10-25 Watts@「Cotton Club」_e0021965_12384195.jpg
 とはいうものの、楽屋でラジオ用のIDをふたりからはもらっておきました。「Hello this is Jeff Tain Watts~」とかいうやつですね。これ、「おはようございます」ヴァージョン(ジェフ)と「お疲れ様です」ヴァージョン(ブランフォード)の2種類あります。せっかくなので、ふたりには業界用語を教えておこうと。今後、業界のひととあいさつするときは、「Hello」の代わりに、どちらかを使うように言っておきました(笑)。

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 ブランフォードにはダメ出しで、もう1回。

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 今回は楽屋で乱暴狼藉(?)の数々をしてしまいましたが、メンバーならびに関係者のみなさま、お許しください。それからテレンスとボブ、ありがとうね。

2010-10-25 Watts@「Cotton Club」_e0021965_12391895.jpg
 あと、いつもお世話になっているブランフォードのローディのロドリックも。次回はニューヨークでご飯食べましょう。

 それから、ブランフォードとは年末のニューオリンズで会えたらいいね。

 テインはもっと体重を減らして、腰の負担を軽くすること。ゴルフもいいけど、さ。 
by jazz_ogawa | 2010-10-25 12:41 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(4)
Commented by med_ical at 2010-10-26 07:38
小川さん 前回のJazz Conversationも内容が充実していました。
【日本をテーマにしたジャズ】日本をテーマにした曲、珍しかったです。「琴のしらべ」、ピアノで琴の音色が表現されて優雅な日本の美を感じました。「When Tokyo」はベンチャーズソングとタンゴのように聴こえました。最後の「Too Much Sake」のネーミング、傑作でした。酔って目が回った感じですね。
【マイルスの真実】コード進行に規制されないスケールに基づく演奏であるモード・ジャズのことでした。音楽の理論がわからないのですが、3曲を聴いたところシンプルで清新な感じがしました。マイルスとギルのコンビは素晴らしいですね。次々と新しいタイプの音楽を作り出すマイルス、すごいです。
【証言で綴る日本のジャズ】中平さんは写真家でジャズ喫茶を経営する熱心なジャズファンでした。DUGが「ノルウェイの森」に登場したことも最初に出ましたね。交流があったジャズメンのお話と曲がとてもよかったです。アート・ブレーキが、1961年のコンサートでメンバーを紹介した貴重な声や、今年2月にハンクさんの楽屋を訪ねた時の様子など盛りだくさんでした。お声も話された内容も非常に若々しかったです。では失礼します。
Commented by jazz_ogawa at 2010-10-26 14:56
med_icalさん、いつも丁寧にありがとうございます。きちんと聴いていただけて嬉しいです。
Commented by la_belle_epoque at 2010-10-27 19:05
 小川さんこんにちは.
 最近の Branford の顔と、"Englishman ……" の Branford がどうしてもマッチングしません(笑).
 でも笑顔が素敵ですよね ・・・・・・ やっぱりアフロキューバーンです.
Commented by jazz_ogawa at 2010-10-28 00:56
la_belle_epoqueさん、ぼくは昔から知っているのでまったく違和感がありませんが、そんなに違いますか?
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