
ラムゼイ・ルイスは律儀なひとです。先週ですが、出演中の「ブルーノート東京」で、「Jazz Conversation」のためのインタヴューをさせてもらいました。
最初のショウが終わったあとの休憩時間を利用してのインタヴューです。この時間帯は、たいてい食事タイムだったり、知り合いが訪ねてきたりで、楽屋は賑わっているのが一般的です。しかし、ルイスさんはインタヴューのためにその時間をきちんと空けてくれていました。
ライヴが終わるとすぐに楽屋の中の別室に招き入れられました。部屋に入るとスタンバイが完了しているルイスさんがいました。ラジオのインタヴューということで、気を利かせてくれて、空調のスイッチも切るよう、スタッフに話してくれます。

几帳面なんでしょうね。とにかくとても気持ちよくインタヴューをすることができました。ぼくの場合は、たいてい気持ちよくインタヴューして帰ってくるんですが、中でもルイスさんはやりやすかったし、楽しかったです。

今回、彼は「ブルーノート東京」出演にあたり、「Colors」と題した特別な組曲を用意してきました。全部で8部構成。人間が生きる上で必要なものをテーマにした、とのことです。副題は「the Ecology of Oneness(調和の生態学)」。
自然破壊を憂い、エコロジーに関心を寄せるルイスさんならではのテーマです。インタヴューではこの話と、やっぱり落とせない「ジ・イン・クラウド」を中心にお聞きしました。放送日は未定ですが、その節はよろしく。

ルイスさん、超ヴェテランなのに、見た目がとても若々しいのにビックリ! もちろん気持ちも若々しかったです。