どうなることかと心配でしたが、なんとか放送事故も起こさず(1ヶ所不適切な言葉を使ってしまいましたが)に終われたようです。リクエストを下さったみなさん、そして番組初の生放送を聴いて下さったみなさんに感謝です。
それにしても、びっくりするほどたくさんのリクエストをいただきました。放送中に初めて目を通しましたので、面白いコメントや「これをかければよかった」という曲がたくさんあったこと、いまになって気がついている次第です。時間的なゆとりがなく、機械的に曲の頭だしをして、メールの下読みもできないままの放送でした。
いたらないことも多々あったと思います。それより何より、せっかく頂いたメールを一部しか紹介できなかったことに心苦しさを覚えています。そういう方に申し訳ないので、こういう番組はしないほうがいいのかな、なんて思ったりもします。
だって、本当にありがたい内容のメールをいろいろ頂いたんですよ。それをボツにしてしまった心苦しさ。その場で気がつく余裕があれば、といっても時間的な制約がありますからどのみち紹介し切れなかったんですが、もう少し気の遣いようはあっただろうに、と反省しきりです。
これで1時間通してのリクエスト特集は2回目になるのかしら。これまでにもいろいろリクエストをいただいていたんですが、それに応えるコーナーがないため、いつも申し訳なく思っていました。そんなみなさんのお気持ちに応えたいという思いから今回はリクエスト特集を開催しました。
リクエストは大別するとこの3パターンになります。
①過去にいただいていたリクエスト
②今回の番組のために事前にいただいたリクエスト
③放送中にいただいたリクエスト
ぼくがスタジオに持ち込んだ音源とこれらのリクエストがどれだけ合致するか。事前にリクエストに対する曲目の準備はいっさいなし。普段ポケットに入れて持ち歩いている曲の中からかける、ということにしました。
みなさんの好みは、当然のことながら千差万別。面白く拝見させていただきました。それと今回はじっくりと曲を聴くことはせず、ひとつでも多くのリクエストやメッセージを紹介することに徹しました。なにせ「Jazz Conversation」と名乗っているくらいですから、たまにはリスナーのみなさんとラジオを通してヴァーチャルな会話も楽しんでみたい。
そう考え、最初は電話リクエストもいいかなと思ったんですが、フタを開けたら電話がかかってこない可能性大と思われたので、これは却下されました。いずれはもっとリスナー参加型の番組にしたいんですが、それはみなさんあってのことなので、そうそうこちらの思い通りにはなりません。でも、今回はその第一歩になった気がします。
とにかく何度でも書きますが、本当にありがとうございました。メールを読めなかった方、心から申し訳なく思っています。でもとても励まされました。ジャズ好きに悪いひとはいません。それが実感できて嬉しかったです。
今日のことを励みに、これからも気張らず、ある程度いい加減に、そして自分が心地よくてやりやすい番組を作っていきたいと思います。「なんだ、ちょっとは謙虚になったかと思ったのに、やっぱり独りよがりじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、そういうのでいいですよね?
とにかく、本当にありがとうございました。そうそう、忘れるところでした。一部はディレクターのところにあるので全部じゃないですが、ぼくの手元にあるリクエストは全部で66通。結果は42勝24敗。42曲は持ち合わせていて24曲は持っていませんでした。まあまあの成績じゃないですか? ちなみに、これ、家からの放送ならほとんど全部カヴァーできました。とはいっても、どうせ時間がないですから全部はかけられませんが。
今回は生放送ということもあり、さまざまなスタッフにも手伝っていただきました。ぼくの思いつきでやってしまった生放送。本当に多くの方のお力添え、ありがたく思っています。