
マイケル・センベロが観たくて、16日に丸の内の「コットン・クラブ」に行ってきました。ザ・ボサノヴァ・ホテルは、彼とブルース・ガイチ、それにガイチ夫人のジェイニー・クルワーが中心になったユニット。グループ名のとおり、さまざまなビッグ・スターに提供してきたヒット曲をボサノヴァやサルサなどのラテン・ミュージックにアレンジして聴かせてくれました。
予想に反し、センベロはほとんどギターを弾かず。抱えてはいたんですが、ボディを叩くだけでヴォーカルに徹していました。彼とジェイニーがヴォーカルでガイチがギターを弾く、というのがおもな役割り分担です。
センベロのヴォーカルを目の前で聴いたのは初めてのこと。イメージとしてはホセ・フェリシアーノ。どの曲を聴いても、そのまま「ライト・マイ・ファイア」にメドレーで行けそうな雰囲気です。

バックにも気になるメンバーが。ビル・サマーズが加わっているとは思いもよりませんでした。ピアノとキーボードはランディ・ウォルドマン。このひとはキングのパドル・ホイールからCDが出ていたんじゃないかしら? 家に帰って棚を見たらやっぱり出していました。ぼくの記憶力も捨てたものじゃないです。もうひとりはベースのティム・デンベロ。このひとのことはよくわかりません。

ザ・ボサノヴァ・ホテル──ポップス界の大御所が大人の音楽を聴かせてくれるユニットです。ジャズっぽいところもあればロックっぽいところもある。総じていうなら大人のポップスでしょうか。むきにならず、無理もせず、自分たちで楽しんでいる。その雰囲気がこちらにも伝わってきました。ぼくもリラックスして彼らの音楽に身を任せることでいい時間がすごせました。