
成田を夕方の5時40分に出て、サンフランシスコに着いたのが朝の10時過ぎ。時差が16時間ですから、8時間半くらいで着いたのかな?
朝のニュースで成田はピークの混みようといっていましたが、実際はガラガラ。混んでいたのは午前中だけかしら。出国手続きのところでも、前に10人もいなかったですから。こんなにすいているのも珍しいんじゃないでしょうか?
珍しいといえば、ぼくの場合めったにないことですが、定刻に飛んで、定刻に到着しました。

10数年ぶりのサンフランシスコ。とりあえず友人夫妻の家に落ち着いて、といってもふたりとも仕事に出ているので、合鍵を使って中に入り、一休みしてから近所をブラブラ。東京より涼しいです。

このあたりの街角からは、サンタナとかグレートフルデッドとかジェファソン・エアプレインとかの音楽が聴こえてきそうな雰囲気。サンフランシスコのことはほとんど知りませんが、心の中にある情景はそんな感じですね。ニューヨークと違い、60年代の雰囲気がまだ残っている、と勝手に思いながら、その気分に浸っています。

ラヴ&ピース、「花のサンフランシスコ」、サマー・オブ・ラヴ・・・・同じときに青春時代を過ごしながら、日本にいたため実体験ができなかったアメリカ文化。ぼくにとっては永遠の憧れ。サンフランシスコに来ると、いつもこの思いが強くなります。
生まれて初めて外国の地を踏んだのもサンフランシスコ。74年ですから、ヒッピー文化が少しは残っていました。ウッドストック世代のぼくにとっては、初めて触れることのできた憧れのアメリカとその文化。
あのときのことを思い出すと、いまだにさまざまな感慨が胸をよぎります。ロックを聴いていなければこれほどの思い入れはないんでしょうが、「60年代のサンフランシスコはどんなだったんだろう?」という興味はいまも薄れていません。明日はハイト&アシュベリーに行ってみようかな?

それでお昼は、近くの24丁目にあったスタバで、低脂肪のソーセージ&エッグ。使われていた卵も白身です。チェダー・チーズもノン・ファットって書いてあったけど、本当かなぁ。

デヴィッド・リンチのツイン・ピーク。懐かしいひとには懐かしいでしょ。ぼくも当時ははまりました。
睡魔が襲ってくるので、友人の車を借りてサンフランシスコまでドライヴもしました。夕方なので少し混んでいたのですが、Marketという広い通りを下って20分くらい。

これは途中で見かけた「アリス・イン・ワンダーランド」の広告。
それで、夕食は「Gary Danko」(800 North Point Street)に。ニューヨークの「Gotham Bar & Grell」が好きなぼくのために、そのサンフランシスコ版みたいなお店ということから、友人がここを選んでくれました。賑やかだけどシックなところもあるモダンな雰囲気のレストランです。

ぼくが食べたのは、アペタイザーがアスパラガスのサラダ。上に乗っているのは生ハムで、まわりにはウズラの卵が。

メインはサーモン

デザートがレモン・タルト
こうしてサンフランシスコの1日目は終了しました。