
少し前ですが六本木ヒルズの「TOHOシネマズ」でこの映画を観てきました。実に楽しめました。ひとつ前に観た『ハート・ロッカー』が暗い内容だったこともあるのでしょうが、「やっぱり映画はこうでなくっちゃ」というか、うきうきした気持ちで映画館を出ることができました。
ストーリーはどうってことありません。さもありなんの展開です。映画制作の裏話みたいなものですが、制作現場におけるある種トランス状態みたいなものが観ているぼくにも伝染して、気持ちが高揚しました。
やっぱり何かを作る作業って面白いですね。もちろんそのときは大変でしょうが、でもこの「わくわく感」は麻薬的な呪縛作用を持っているようです。
映画に比べたらバジェットなんか蟻一匹分くらいのものですが、ぼくもレコード・プロデューサーをやっていたときがあります。そのときのことを思い出しました。ストレスが溜まって辛いこともあったんですが、反面、何物にも変えられない楽しさも味わいました。創造の現場に身を置くこと、創造に関われることは、自己満足ではあるんでしょうが、心地のよいものでした。
ところで映画監督ってこんなにもてるんですか。いいですねぇ。って、これは映画ですから、こういう展開になっているんでしょう。いいですねぇといえば、ニコール・キッドマン。彼女が一番魅力的なのは、ぼくの場合、『インタープリター』かな? 『NINE』は主役じゃないので物足りなかったですが、こういう役柄にもぴったりですね。

それで、きょうはもうひとつ「耳よりの情報」を。たいしたものじゃないかもしれませんが、ようやく「Jazz Conversation」のPodcast第1話が正式に配信されました。4月6日付けの番組ブログにこう書かれています。
お待たせしました。
Jazz ConversationのPodcastが本日から正式にスタートしました。
容量の問題で番組の一部のみのダイジェスト配信となりますが、テスト&トライを重ねつつ熟成して行きたいと思います。ご意見、ご感想も気軽にお寄せ下さい。
jazz@interfm.jpまでお願い致します。
【Jazz Conversation Podcastの聴き方】
(1) このリンクへ行く
http://jazz.interfm.jp/podcast.xml
(2) JC_Cast001_0407.mp3
6.0 MB
と表記されている部分に触れると音声のダウンロードが自動的に始まり、試聴出来ます。
となっています。ぼくもさっそく試してみたところ、4日に放送されたヒラリー・コールとクリス・ボッティのインタヴューが聞けました。今後はPodcastでしか聞けない内容も盛り込みたいと考えていますので、そちらにもご期待ください(誰も期待なんかしてないって? そうだよね)。
【おまけ】
なお、iTunesで常時更新情報を確認したい場合は、
http://jazz.interfm.jp/podcast.xmlへ行った後、ブラウザに表示されるURLをそのままiTunesにドラッグ&ドロップ※してください。
※URLの左部分にあるマークにカーソルを当て、そのまま選択しながらずるずると欄外に持ち出します。それで登録は完了。試してみてください。