早くも1月最後の「Jazz Conversation」となりました。といっても1月は日曜が5回あるので充実した気分ですが。これってきっとひとりよがりなんでしょうね。
番組には「声が嫌だ、話が多すぎる、音楽だけかけてくれればいい」というメールも届いています。まったくそのとおりだと思います。ぼくも自分の声が嫌いですし、話が多すぎると思っています。でもこの番組で「音楽だけかけてくれ」は無理です。
すべてのひとに満足いただける番組は作れないですから、この感じでやるしかないんですけどね。声は変えられませんし(かっこいい声に変えられるものなら変えたいですよ)、これでも話はセーヴしてるんですから。
これって、居直ってることになるんでしょうね。ぼくの性格からすれば、ラジオの番組なんて居直らなければできません。だからやりたいようにやるしかないです。器用じゃないんで、ありのままの自分でやるしかないってことです。
それで5回目の明日はこういう内容です。
Jazz Conversation #005(2010.1.31.放送)
①【16:00:日本のジャズ】
②【16:30:マイルスの真実(第5回:パーカー・クインテットで初録音)】
③【17:00:インタヴュー(鈴木良雄)】
④【17:30:アーティスト特集(第1回:ウイントン・マルサリス)】
①はいわゆる「和ジャズ」と呼ばれているものですね。菊地雅章さんの「ダンシング・ミスト」、渡辺貞夫さんの「パストラル」、それに日野皓正さんの「ライク・マイルス」。この3曲でトータル40分以上ですから、30分番組には収まりません。おまけにあれも話したいこれも話したいの日本ジャズなので、本当は2曲にすればいいんですが、どうしてもこの3曲はかけたい、ということで、大変なことになりました。どうしてこの3曲か、それについては番組で、ということにしましょう。
インタヴュー・ゲストにはニューヨーク時代、散々お世話になったチンさんが登場。昨年プロ・デビュー40周年を迎えたことや、新作と2月8日のコンサートのことなどを語ってもらいました。
そろそろアーティスト特集もやりたくなったので、1回目は「となりのウイントン」です。彼と知り合ったきかっけとか、まあここは自慢話のコーナーかな? ですから台本は白紙です。ほかのコーナーも、決まりの言葉以外は全部白紙ですけど。
それでは明日の午後4時、ラジオとお時間のある方は、そして電波が届く地域にお住まいの方はInter-FMにチャンネルを合わせてくださいね。
ぼくはもう少ししたら銀座に行って「ONGAKUゼミナール」をやってきます。