
朝の天気予報では最高気温が零下1度、最低が零下9度、体感温度が零下10何度といっています。昔は寒さにそれほど弱くなかったですが、心臓にガタがきてからは苦手になりました。暖かいところから寒い外に出るときは要注意です。

とりあえずいつもと同じで午前中にやるべきことはやって、お昼前から外出。昨日あたりからパトカーを多数見かけるようになりました。テロの未遂があったことから、大晦日のタイムズ・スクエアでなにかが起こったら大変と、警戒体制に入っているのでしょうか?

ミッドタウンに出たこともあり、昼食は51丁目の「The Prim Burger」(5E 51st St.)で。以前も紹介しましたが、ここは昔ながらのコーヒーハウスの雰囲気です。50年代の映画とかに出てきそうで、こういうお店は文化遺産としていつまでも残しておいてほしいですね。
いつのころからか、ニューヨークのコーヒーハウスは東欧系(?)のひとたちの独占企業みたいになっています。ところがここは白いお仕着せを着たアフリカ系アメリカ人が給仕していて、彼らも年配のひとが多くて雰囲気抜群です。

ここがこんなに混んでいたのは初めてです。

ぼくが頼んだのはチキン・ブロス(コンソメ・スープ)とターキー・バーガー。こういうシンプルなスープはなかなかニューヨークのコーヒー・ハウスで飲めません。よそのレストランでもまず見かけませんが。

夜は、今年の仕事収めということでグリニッチ・ヴィレッジにあるジャズ・クラブ「Smalls」(183W 10th St.)へ。といっても原稿書きは日常生活の一部なので明日以降も続けますが。

オーナーのスパイク・ウィルナー氏にインタヴューです。

こんなときですからお店の古いスタインウェイを弾いてみました。

このクラブに出演するのは珍しいと思うのですが、ステージには超ヴェテランのジョン・バンチ・トリオが。サイドメンはバッキー・ピザレリとスティーヴ・ラスピナ。ジョン・バンチは御歳88歳、バッキー・ピザレリは83歳。年末ですから、クラブ側も頑張って大物を出したのでしょうか?

夕食は、家に帰る途中の「Mishima」で。なんとかのひとつ覚えのBento Boxです。

それにしても今日は本当に寒かったです。それでもぼくの冠動脈は縮むことなくちゃんと血液を心臓に送り込んでくれました。たいしたものです。褒めてあげたいです。