
あっという間の3ヶ月でした。ボルボのおかげで、まったくといっていいほどしないドライヴも何回かさせてもらいました。といったって、一番遠いところが群馬県の月夜野で、あとは横浜に数回と鎌倉ぐらいのものですが。でもこれはぼくにとって画期的なことなので、当分は忘れないでしょうね。

ボルボを組み込んだ写真を撮るというのを目的にしていたんですが、なにせ地方に出ないものですから、都内ではなかなかいい場所での写真が撮れません。本気で撮ろうと考えればそれなりの場所はあるんでしょうが、そこまではしません。思いつき人生ですから。
ボルボの試乗レポートをやって楽しかったのは、車をダシに、しばらく会っていなかったともだちと会ったことでしょうか。

アウトドア派じゃないので、そういう用途で使えばかなり面白いのかもしれません。でも、そのあたりの楽しさは知らないまま終わってしまいました。ですから、荷物がたくさん載せられるとか、坂道が楽とか、そういうことにはあんまり恩恵にさずかりませんでした。

この3ヶ月間、ボルボとポルシェを気分で乗っていました。といっても車に乗るのが週に1~2回程度。車を生活の必需品にしているひとなら、これら2台を用途別に使い分けたら面白いでしょうね。タイプがまったく違いますから。

実をいうと、ぼくは30年前にもボルボに乗っていました。娘が生まれたときに、一番頑丈な車を買おうと思い、選んだのがボルボです。それから2年、留学するため手放すまで乗り回していました。あのころは車が必需品で、東京を拠点に、今日は茨城、明日は大月、さらには茨城から大月に直行とか、毎日相当な距離を走っていました。
その娘も30歳。それを考えると、ボルボに今回試乗させてもらったことに感慨深いものがあります。こういうチャンスを与えてくださったみなさん、どうもありがとうございました。
さて、次はマセラッティでしょうか?