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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


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2009-11-08 ザ・テンプテーションズ・レヴュー@「コットン・クラブ」
2009-11-08 ザ・テンプテーションズ・レヴュー@「コットン・クラブ」_e0021965_1421393.jpg
 一昨日、丸の内の「コットン・クラブ」で観てきました。いやぁー、楽しかったです。ぎりぎりに行ったら、なぜか前から二人目の席か、横のカウンター席しか空いてなくて、せっかくだからとかぶりつきで観させてもらいました。

 本物のテンプスは一度も観たことがありません。というか、彼らがヒット曲を連発していたころはモータウンを少し軽んじていたんですね。ソウル・ミュージックならスタックスやアトランティック系だろうと。若気の至りで、モータウンのサウンドはコマーシャル過ぎて本物のソウル・ミュージックじゃない、なんてね。

 でも、いまではそのコマーシャルなサウンドに強い魅力を感じるようになっているので、つくづく変節の人間なんですね、ぼくは。それにしても楽しかったです。「マイ・ガール」なんて、オーティスの方が100倍いいと思っていたぼくが、テンプスのコーラスに合せて歌っていましたから。ただし、オーティスの節回しで、ね(笑)。

2009-11-08 ザ・テンプテーションズ・レヴュー@「コットン・クラブ」_e0021965_14215041.jpg
 こういう「昔の名前で出ていますグループ」は世にたくさんあります。その中で、テンプテーションズと名乗らず、「ザ・テンプテーションズ・レヴュー」と名乗っているところに好感を覚えました。インチキなグループになると、オリジナル・メンバーがひとりもいなくたって平気でその名前を使って活動していますから。

2009-11-08 ザ・テンプテーションズ・レヴュー@「コットン・クラブ」_e0021965_1422284.jpg
 この「ザ・テンプテーションズ・レヴュー」にもオリジナル・メンバーはいません。でも、デヴィッド・ラフィンの後任としてリード・ヴォーカルを担当したデニス・エドワーズがいるので、由緒はかなり正しいんじゃないでしょうか。ショウ・ビジネスの感覚でいけば、テンプテーションズと名乗ってもおかしくありません。ひょっとすると権利関係で名乗れないのかもしれません。でも、テンプテーションズとしていない点は好ましいです。

2009-11-08 ザ・テンプテーションズ・レヴュー@「コットン・クラブ」_e0021965_14221923.jpg
 それでデニスが加わったテンプス最大のヒット「Papa Was A Rolling Stone」なんかも当然のことながら歌ってくれて、往年のテンプスの雰囲気を存分に味わわせてもらいました。彼らのちょっとした仕草や手の動きとか足の動きがなんともかっこよかったですね。いい歳をしているし、すっかり体重が増えているのに、動きはシャープです。

 その昔、高校時代のことですが、新宿に「ジ・アザー」だったかな? そういう名前のゴー・ゴー・ホール(ディスコなんていう名称はまだ一般的でなかった)があり、そこにソウル・ブラザーズという二人組のダンサーがいて、いまでいうパラパラのように、全員が曲に合せて同じステップや手の動きをするダンスが流行っていました。

 高校生なので見つかったら補導されてしまいますが、同級生と3人で行ったことを思い出しました。あのときもこういう曲に合せて振り付けを覚え、学校の屋上で昼休みに3人でこっそりと練習したっけ。

 テンプス、ミラクルズ、フォー・トップス、シュープリームス、マーサとヴァンデラス・・・モータウンのコーラス・グループはいいですね。リアルタイムでもっと真剣に聴いておけばよかったですけど、あのころはオーティスやサム&デイヴに夢中だったからなぁ。でも60年代のモータウンにもいい曲が多いし、いまとなっては「コマーシャル過ぎて」と思っていたストリングス入りの甘いアレンジも大好きです。いまではモータウンのコンプリート・シングル・ボックスとかも全部買って、遅まきながらモータウン三昧をしています。
by jazz_ogawa | 2009-11-08 14:25 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(14)
Commented by NetHero at 2009-11-08 18:00 x
小川さん、ご無沙汰です。
小川さんのブログには、突然予期せぬことがポロッと現れて嬉しくなりついつい反応してしまいます。
新宿の「ジ・アザー」。私は大阪在住だったのですが、「ゴーゴーダンスは芸術だ。」が口癖の友人には聖地だったですね。
71年に新宿に行った時に、店の前だけを通りましたが、そのことを友人に言うとそれだけで羨ましそうでした。私には理解不能でしたが、、、。(笑)。
Commented by 浦島 at 2009-11-08 20:29 x
小川さん、東京はいいですね。気楽に音楽を聞きにいけますね。今日はマイケルの映画を見てきました! 舞台裏をあれだけ見せてくれるとは思いませんでした。最初から作ろうと思って作った映画ですね。よく短期間のうちにこんなにうまくまとめたものです。プロの仕事はすごいですね。
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-08 23:16
NetHeroさん、「ジ・アザー」はあのころのソウル・ミュージック・ファンの聖地でしたね。それにしてもよくご存知で。
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-08 23:18
浦島さん、MJはあまりにナイーヴだったため、この世の中、とくにゴシップまみれのミュージック・ビジネスに馴染めなかったという思いを強くしています。
Commented by mmm at 2009-11-10 00:48 x
Highway 61 Revisited Bob Dylan Tribute Band ご存じですか。音楽的にそっくりさんバンドです。
ロック時代に入ってからの60年代から70年代のDylanが好きなら、今の本物を見に行くよりも音楽的に近いんですよね。ここまで再現してくれると、伝統芸能の継承のようで、嬉しくなってきます。本物が来てもあの時代の音を味わえないのなら、これでもいいからステージをみたいです。(何年か前に倉敷公演に行きました)
ググってみてください。
Commented by yuricoz at 2009-11-10 09:23
先週、「ジ・アザー」や「ゲット」に毎日のように行っていた先輩と会いました。まさに、小川さんの世代で、高校生だった時のようですっ。笑
そのころは、閉店は、12時。終電で帰っていたと。笑
私は、その数十年後(笑)に白金「ダンステリア」にて、モータウンでみんなと同じステップをしていましたが、先輩方に教わって楽しかったです♪
数年前に、ラスベガスでテンプテーションズを偶然にも見ました。多分、同じ方たちだと思います。客席の先輩方も、のりのりで、とても楽しかったことを思いだしましたよーーーー。
しかし、衣装がまぶしいですっ♪笑
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-10 10:20
mmmさん、たしか「The World's Only Bob Dylan Tribute Band」というアルバムを出していましたよね。偶然ニューヨークの中古CD店でアルバムを見つけて購入しました。日本にも来たんですね。ライヴは観たことないですが、ぜひ観たいです。
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-10 10:27
yuricozさん、そういえば「ゲット」もありました。こういうところに足を踏み入れては、不良少年になりきれないエセ不良少年のぼくは、不良少年の気分を味わっていました。屈折していたんですね。
その後は六本木のソウル・バー「George's」に入り浸りだった時期もあります。あのころは楽しかったですね。いまも別の意味で楽しいですが。
先日のステージでは、上の写真にあるブルーのスーツを着ていました。
Commented by mmm at 2009-11-11 02:23 x
倉敷公演は、本物のディランでした。紛らわしい書き方をして、ごめんなさい。本物を見ながら、ザ・バンドと一緒のディランが見たかったと思っていました。(ザ・バンドは昔、大阪で4/5バンドを見ました。)
ディランの時、岡山のプレイガイドを偶然のぞいたら、ホフ・ディランじゃなくて、本物のボブ・ディランでびっくりしました。
本当に全世界、津々浦々までやってくるんだなと感心しました。
勤勉なロッカーなんですね。
ところで、ディランのクリスマス・ソング あのゲロゲロ声で、ちょっとファンにしか勧められません。今を逃すと、手に入らないと思い、カード付きのCDを買いました。微妙ですけど。
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-11 09:04
mmmさん、本家のコンサートだったんですね。ぼくも勘違いしてしまいました。
『クリスマス・アルバム』は国内盤を買おうと思い、発売を待っています。
Commented by funkytop at 2009-11-11 16:16 x
90年代のことなので随分時が経ってしまいましたが、テンプテーションズのツアーをしました。その後の来日ではリズムセクションのみのバックバンドになっているので私が関わったツアーが最後のブラスを入れたフルバンド編成のようです。昔のロンドン公演などもフルバンド編成でしたが。その時のメンバーでもオリジナルはバスの人?一人だけだったと思います。しかし今回のレビューとは別物のようです。ただ小川さんも書かれているようにあの体系からは想像もつかぬ軽快なダンスステップや振りは綺麗でした。ああいうのを遣りたかったのですが、どうも日本ではオジサンが踊ってもカッコ悪いだけだから止せ、とよく言われました。リズムだけは向こうから連れて来ていましたが、そのドラムよりメンバーのソリスト(テナー)のほうがドラムは上手かったです。リハの時に時々叩いていましたが、加入前のバンドでドラム叩いていたと言ってましたよ。あちらの底の広さを知らされました。
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-11 18:51
funkytopさん、テンプスにもかかわっていたんですね。羨ましい!
ソウル系のコーラス・グループの振り付けって本当にかっこいいですよね。複雑なことはほとんどしていないのに、どうしてなんでしょう?
Commented by mmm at 2009-11-12 23:08 x
ディランのクリスマス。50年代のほのぼのと心温まる伝統的なスタイルの演奏に、楽しい白人女声コーラス。それにゲロゲロ声。
ファンはちょっとくせになってしまいます。
しかし、常識ある社会人としては、ファン以外には決して勧めてはいけません。
このカラオケで、バーブラ・ストライザンドに歌って欲しいんです。
(バーブラ・ストライザンドの新作おすすめです。二枚組の方。)
クリスマスといえば、ジェームズ・テイラーもおすすめです。
どの曲をきいても、ジェームズの作曲だったのかと勘違いしてしまいそうな名演です。
Commented by jazz_ogawa at 2009-11-13 08:58
mmmさん、ジェームス・テイラーのクリスマス・アルバムはぼくの愛聴盤でもあります。クリスマス・アルバムって、いいですよね。その昔、Mookでそういう本を某社から出す企画があったんですが、諸般の事情で流れたことを思い出しました。
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