セルフ・バースデイ・プレゼントとして注文しておいた英国Genesis Publicationsの『Woodstock Experience』がちょっと前に届きました。今年はウッドストックから40年ということでCDも未発表トラックを含む各種が発売されています。
1969年、ぼくは浪人していました。ウッドストックのことは新聞のニュースで読んで知ったんだと思います。浪人生のくせにロック・バンドにうつつを抜かしていたぼくは、7000マイル(くらいかな?)離れた彼の地に思いを馳せたものです。やがて、そのフェスティヴァルを見てきた成毛滋さんのインタヴューが『ニュー・ミュージック・マガジン』(現在の『ミュージック・マガジン』)に掲載され、それを読んでさらなる胸の高鳴りを覚えたものです。
ウッドストックに触発された成毛さんは、その後、日比谷の野音で「10円コンサート」を始めます。週末の午後から夜まで、当時の日本を代表するロック・バンドの数々が10円で観られたんですから、ぼくはほとんど欠かさず行きました。そんなこんなで、ウッドストックはぼくにとって、何か胸騒ぎを覚えさせるものになっています。
家に送られてきたきの状態です。結構大きなパッケージです。左のCDと比べればわかるでしょ。
開けると、ダンボールのボックスが出てきました。
その中に入っていたのが、このようなエコ・バックに収められた本体です。
本体を取り出してみました。パッケージの表紙はジミ・ヘンドリックスのイラストじゃないですか。
皮のストラップで止まっています。中を開けるのがわくわくするでしょ。しないですか?
開くと3つ折になっていました。左右にハード・カヴァーの本が入っていて、真ん中がさまざまなオマケというか付属品です。真ん中の下にある横長のオレンジ色のものは本物のチケットです。レプリカじゃありません。どこかに残っていたんでしょうね。
チケットのアップです。
それぞれをパッケージから取り出してみました。Volume 1(左下)はエッセイ集で、Volume2(右下)は写真集になっています。
上のトレイの中にはこんなものが入っていました。
内容の説明です。
ジェネシス本の売り物、直筆のサインです。今回はプロデューサーのマイケル・ラングと出演者のアーロ・ガスリーです。「アリスのレストラン」、久々に聴きたくなりました。
ついでにこんなものも買っています。ここまでやるならウッドストックのコンプリート・ヴァージョンを出してほしいですね、ぼく以外誰も買わないかもしれませんが。10年後は50周年ですから、そのときに今回以上に盛大なことをやってくれたら嬉しいけれど。そのときまで元気でいられるかどうか、そちらが問題かもしれません。でも、夢を持っていれば元気でいられるのでは。最近はそう思っています。