今週はお盆なので本業はほとんどお休みです。この間に次回本の原稿を書こうと思っていますが、溜まっていた本を読んだり、CDを聴いたりもしているので、思ったほどはかどっていません。でも、年に一度くらいはゆったりと時間を過ごす数日があってもいいのかなとも思います。
さて、これまでにも何かのついでに予告していた次回の「ONGAKUゼミナール」。一度ははきちんと予告をしておかないと。なにせ、気を抜くとすぐに集客が悪くなりますから。それと、今回はなんとなくひとの集まりが悪そうな予感がしています。こういう空気を読むの、得意です。
詳細は、しつこいですが、こうなっています。
09.04. Talk Event『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽』(第2回:ボブ・ディラン~フォーク・ロックの時代)@駒場東大前Orchard Bar 20:00~21:30 チャージ1500 円(w/1 drink)
問い合わせ&予約:03-6410-8324(
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)
選曲はまだしていません。ディランの歌を中心に、それぞれの時代とリンクするアーティストの楽曲を交えつつ、自分の体験を踏まえながら当時を振り返りたいと思います。
60年代後半は激動の時代でした。アコースティック一本で歌っていたディランもそうした時代の流れとともにやがてロック・バンドをバックに歌い始めます。その裏にはマイルスがエレクトリック路線に転換したときと似たような気持ちがありました。
マイルスを聴けばジャズがわかる。それと同じで、この時期のディランを聴けばさまざまなことが見えてきます。ぼくはディランより年下ですが、同じ時代を生きていて、彼の変節が実感できました。
リアルタイムではわからなかったことも、あとになってハハーンと思うことがたくさんありました。そういうことをいろいろお話できればと思っています。ひとりよがりの考えではあるんですけど、ね。
それでは、9月4日、みなさんとお会いできることを楽しみにしています。