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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャズメン、ジャズを聴く」

「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2009-08-04 凄い新人を聴いてきました
2009-08-04 凄い新人を聴いてきました_e0021965_14384723.jpg
 長年音楽を聴いていると、たまに凄い才能と出会います。昨日プロモーション用にライヴを開いたニッキ(Nikki Yanofsky)がまさしくそうでした。以下はレコード会社から送られてきた資料です。

 13歳にして、グラミー賞受賞プロデューサーのトミー・リプーマのもと、LAのトップミュージシャン(マイケル・ブーブレ、k.d.ラング、ダイアナ・クラール、リズ・ライト、エタ・ジェイムス、クィーン・ラティファ、チャカ・カーン、ダイアン・リーブス、リンダ・ロンシュタット、グラディス・ナイト)とレコーディング。
 2006年、「モントリオール・ジャズ・フェスティヴァル」に出演し、アレサ・フランクリン、スティーヴィー・ワンダーらの曲を熱唱、エラ・フィッツェラルドの曲をスキャットするなどして、観客を魅了。
 2007年、再び「モントリオール・ジャズ・フェスティヴァル」に出演。出演者や観客のみならず批評家をもうならせる評価を得る。その後はハービー・ハンコックやウィル・アイ・アムとの共演、またモントリオールとオタワでクリスマス・ツアーを行なったコリン・ジェームスとも共演。その他、「エア・ジャマイカ・ジャズ・フェスティヴァル」ではビリー・オーシャンおよびダイアナ・ロスとオープニングを飾り、トロントでは初のソロ・コンサートも実施。
 2008年2月には、マーヴィン・ハムリッシュ、ニューヨーク・ポップス・オーケストラとニューヨークの「カーネーギー・ホール」のステージに立つ。
 また、純粋に自分の意思で、彼女の一番最初の収入でニッキ・ヤノフスキー基金を設立し、癌患者や多くの子ども福祉事業に従事することを決心。こうした活動を通し、カナダをはじめ世界の子ども福祉活動を展開するNPOのスポークパーソンにも就任。カナダ国内外のチャリティ活動で600万ドル以上もの基金を集めるなど、彼女の活動は音楽の域だけに留まらない。こうした福祉活動を通し、マット・デーモン、セリーヌ・ディオン、ワイクリフ・ジョン、アブリル・ラビーンらとも共演をしている。
 現在は、ワールド・デビュー・アルバムをグラミー賞受賞経験のあるプロデューサー、フィル・ラモンとレコーディング中。

オフィシャルホームページ:http://www.nikkionline.ca/

2009-08-04 凄い新人を聴いてきました_e0021965_1439353.jpg
 7月22日に日本では『ニッキ・デビュー~エラに捧げるスウィング』を発売しています。このアルバムはこれまでカナダのみでリリースされていたものです。

 それにしても恐るべき15歳です。ニッキはすでに数日前に「サッポロ・ジャズ・フェスティヴァル」で日本における初ステージを披露しています。そして東京に戻り、昨日、ザ・プリンス パークタワー東京の1階にある「メロディーライン」で30分強のショウケースを関係者に向けて行ないました。

2009-08-04 凄い新人を聴いてきました_e0021965_1440821.jpg
 「A列車で行こう」から始まった昨日のステージ。それにしても驚きました。15歳とは思えない達者な表現力とノリのよさが圧巻です。声もよく出ているし、難しいフレーズを次から次へと歌ってもまったく乱れない音程のよさ。しかも屈託のないステージングは微笑ましくもあり、チャーミングかつキュートでした。

 ニッキが一躍注目されることになった「エア・メイル・スペシャル」では、速射砲のように急速調で飛び出してくるスキャットの連続に圧倒されました。しかしなにより強い印象を覚えたのは、ジャズにこだわらず、R&B的な表現があったり、キャロル・キングのようなポップス調の歌い方をしてみたり、ノラ・ジョーンズ的な素朴な味わいを醸し出したりと、さまざまな表現ができることでした。

 そういうわけで可能性をたくさん秘めているニッキ。ジャズ・シンガーとしてもセンスのよさは群を抜いていますが、それにこだわらないほうがいいと思いました。現在録音中のアルバムは、ジャズとポップスを熟知している名プロデューサーのフィル・ラモーンが担当しています。ですから新作の登場が楽しみです。

2009-08-04 凄い新人を聴いてきました_e0021965_14402688.jpg
 ところで話はがらりと変わりますが、いよいよ今週の金曜日はNHK-FMで『真夏の夜の偉人たち』が放送されます。21時10分から23時まで。全国ネットですから、ラジオをお持ちのかたはぜひ聴いてみてください。なお、再放送もあります。こちらは8月21日(金)の16時から。

2009-08-04 凄い新人を聴いてきました_e0021965_1440475.jpg
 それと、京都での「ONGAKUゼミナール」に続いて、9月4日(金)には駒場東大前で定例のゼミナールを開催します。今回のテーマは「ボブ・ディラン~フォーク・ロックの時代」です。こちらはシリーズで行なっている「60年代音楽」の2回目です。興味のある方はスケジュールに入れておいてください。

09.04. Talk Event『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽』(第2回:ボブ・ディラン~フォーク・ロックの時代)@駒場東大前Orchard Bar 20:00~21:30 チャージ1500 円(w/1 drink)
問い合わせ&予約:03-6410-8324(http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html) 

 それから最後にもうひとつ。近々、YouTubeに「ONGAKUゼミナール」などの映像をアップすることになりました。このブログからリンクできるようにしますので、もう少しお待ちください。最初は先日の京都の「ONゼミ」を考えています。
by jazz_ogawa | 2009-08-04 14:46 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(8)
Tracked from タイまで5,750,000歩 at 2009-12-02 14:58
タイトル : 歌声聴いたらスキャッとしたと日記には書いておこう
夏ごろお届けした『JazzynotJazz』では、ジャズ・ヴォーカルの枠に留まらないジャジーな雰囲気をもつ歌手としてメロディー・ガルドー(MELODYGARDOT)をはじめ、アデル(Adele)やエミ・マイヤー(EmiMeyer)を紹介しましたが、今回ははジャジーな歌ではなくて、もろジャ...... more
Commented by megawatt at 2009-08-04 16:59 x
「Nikki Yanofsky」でyoutubeを検索すると出るわ出るわ。12歳の彼女も見ました。話すと子供なんですが、歌い回しは大人顔負け。美空ひばりを思い起します。今年のモントリオールの動画もありました。「With a little help from my friend」をジョー・コッカー版で熱唱。脱帽です。当たり前ですが、彼女は後付けでこういう情報を得ているので、どこまで「やらされているのか」が気になりました。彼女のサイトも見ましたがバイオに音楽背景をみつけることができず。が今年になりワイクリフ・ジーンと共演していると書いてあり、こういうのはいいなと思いました。あと、去年より今年の方が飛躍的に上手くなってますね。彼女の齢で影響を受けない方がおかしいですが、ビヨンセにも似ています。ジョス・ストーンがデビューしたのが16歳。いい意味で肩に力が入ってなくてよかった。それに比べるとニッキは頑張り過ぎてる感じがして心配です。カナダのiTunesMusicStoreでCD試聴しましたが、これ去年の録音なんですね。今の方が印象がいいから惜しいなあ。

ボブディランのONゼミ参加予定です。が、1時間半で終わるのか心配です(笑)。
Commented by NetHero at 2009-08-04 17:17 x
小川さん、私は前々から待っていました。
小川さんのゼミがYouTubeにアップされるのを。
これで私も動く小川さんを拝むことが出来ます。小川さんの声が聴けると思うと、、、興奮して寝れないです。修正なしで生の状態でお願いします。(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2009-08-04 20:58
megawattさん、そういえば、昨日の彼女、ビヨンセ大好きといってました。次回作に入れる予定という「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」がソウルフルでよかったです。ちょっとBS&T風でしたが。まあ、フィル・ラモーンのお手並み拝見ですね。ぼくはポップなサウンドでやってくれると嬉しいですが。
ONゼミ、1時間半じゃ終わらないでしょうね(笑)。
Commented by jazz_ogawa at 2009-08-04 21:00
NetHeroさん、こんなもので興奮しないでください。たいしたもんじゃありませんから。とりあえず、担当者は全編(音楽部分は除く)をアップするつもりのようです。
Commented by magritte1 at 2009-08-10 10:54 x
仕事の都合で最初の1時間は逃しましたが、ラジオ拝聴いたしました。
サリナさん素敵な方ですね。
Commented by jazz_ogawa at 2009-08-10 11:50
magritte1さん、ありがとうございます。再放送もありますが、ウィークデイの夕方ですから無理かな?
Commented by magritte1 at 2009-08-11 22:13 x
そうですね。仕事中はちょっと難しいかも・・・です。

明日から旅に出ます。
青春18切符で気ままに、目的地は要所要所あるもものほとんど
ノープランです。
どうなることやらですが、小川さんも良い夏休みを!
Commented by jazz_ogawa at 2009-08-12 08:50
magritte1さん、気ままな旅、楽しんでください。息抜きも必要ですから。ぼくも今週はわりとブラブラしています。
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