昨日の『ブルーノート大事典』出版トーク・イヴェント、お蔭さまでいい具合にお客様に来ていただき、なんとか無事終わりました。といっても、相変わらず段取りがあってないようなもの。1曲カットし、それでも10分ほどオーバーしました。ジャズと同じで出たとこ勝負のアドリブなので、そこは平にお許しを、といったところです。
それにしてもお忙しい中、みなさんに集まっていただき本当に感謝しています。念願の「ブルーノート三部作」の最後を飾る『大事典』が出せた上に、このようなイヴェントまで催していただき、出版社の東京キララ社、そして会場となった「ギャラリー悠」の皆様にもありがたい気持ちでいっぱいです。
今回は1500番台ということで、こんな曲を選んでみました。
1. Miles Davis/Dear Old Stockholm from MILES DAVIS Vol.1(1501)
2. Bud Powell/Un Poco Loco from THE AMAZING BUD POWELL(1503)
3. Horace Silver/The Preacher from HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS
4. Art Blakey/Wee-Dot from A NIGHT AT BIRDLAND Vol.2(1522)
5. Clifford Brown/Cherokee from CLIFFORD BROWN MEMORIAL ALBUM(1526)
6. Johnny Griffin/It's All Right With Me from INTRODUCING JOHNNY GRIFFIN(1533)
7. Lee Morgan/I Remember Clifford from LEE MORGAN Vol.3(1557)
8. Cannonball Adderley/Autumn Leaves from SOMETHIN'ELSE(1595)
結局、話はアルフレッド・ライオンのひと柄を軸に、それぞれのアーティストや作品の話をしたんですが、いけないいけないと思いながらついつい脱線してしまいました。主催者から「あと1時間です」とか、「もう30分しかありません」みたいなメモも回ってきましたが、そんなものもらったってどうにもなりません。自分でコントロールできないんですから。
途中で秘密兵器を披露するはずでした。ところが事前のサウンド・チェックでこの兵器の威力が十分発揮できないことがわかり、中途半端なことはしたくないため、お披露目はやめにしました。ですが、そのうち別途で秘密兵器大特集のイヴェントをやるかもしれません。
今後のイヴェントは、現在日時が決定しているのは8月1日の「ONGAKUゼミナール in 京都@バー探偵」です。テーマは、「1960年代のマイルス」です。
日時:2009年8月1日(土) 午後7時〜9時
場所;バー探偵 075ー334ー5418
料金:1,500円(1ドリンク付)
御予約:メールbartantei@gmail.comにて、人数、御名前、ご連絡先を記入の上ご予約下さいませ。
詳細は「バー探偵」のHP(
http://bartantei.blogspot.com/2009/07/ongaku-in.html)をご覧ください。
その後のイヴェントについては、日にち未定ですが、9月に駒場、10月に銀座での「ONGAKUゼミナール」開催が決定しています。こちらもぜひよろしくお願いします。